転職の相談は誰にするのが正解?何か準備が必要?相談方法は?
更新日:2024/03/22
転職の相談は誰にしたらいい?
転職の相談を考えはじめたとき、まず気になるのが誰に相談したらいいのかというポイントです。同僚・上司、先に転職していった人、家族・友人・恋人、キャリアアドバイザーなど、代表的な相談相手の候補ごとに相談に適した内容と、注意点を見ていきましょう。
同僚・上司
同僚・上司は、転職を考えるきっかけとなった「現職での悩み」や、キャリアに対する考えについて相談するのによい相手です。今抱えている悩みの解決法は転職だけとは限りません。同じ環境で働く仲間ならではの視点からアドバイスをもらえることが期待できます。一方、転職に関する具体的な悩みの相談は慎重にしましょう。引き留めにあったり、転職を取りやめた場合に気まずい思いをしたりするリスクがあります。
上司への転職相談はリスクあり。相談する際の注意点やタイミングはこちら
先に転職していった人
自社から先に転職していった人からは、転職して実際どうだったのか、経歴をどのようにアピールすればよいのかなどについて実感を伴った意見がもらえるかもしれません。具体的に利用した転職サービスや、役に立った資料について聞くのも参考になるでしょう。ただし、転職の先輩が持っているのは、あくまで彼らが転職した時点の情報です。今とは市場環境や企業からみられるポイントが変わっているかもしれないという点には留意しましょう。
家族・友人・恋人
家族・友人・恋人など身近な人たちは、プライベートな事情も含めた本音で相談しやすい相手です。あなたを深く知る視点から自己分析のヒントとなる意見をもらえたり、背中を押してもらうことで、前向きな気持ちで転職活動を進められたりすることがあります。注意点は、転職の具体的な進め方やキャリアの方向性についての相談には適しないということ。“自分を知る”上で大切な相談相手として位置づけることをおすすめします。
家族には事前に転職相談をするのがおすすめ。その理由や伝え方はこちら
キャリアアドバイザー
キャリアアドバイザーは、「本当に転職すべきだろうか」といったモヤモヤした悩みから「○○業界の転職市場のトレンドが知りたい」といった具体的な内容まで、転職にまつわる相談に幅広く対応してくれるキャリアの伴走者です。1対1で転職成功をサポートしてきた数多くの事例や、転職の最新事情や企業の募集背景も踏まえた上で転職の相談にのります。また、孤独になりがちな転職活動で「絶対的な味方」として、納得のいく形で転職活動を終えるまで一緒に考え続けてくれる存在でもあります。
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あなた自身(強みや軸)
理想の将来像の言語化やキャリアの棚卸しを通して、自分自身について知ることは転職を成功させるにあたって欠かせない要素です。キャリアアドバイザーとの対話を通じて自分の思わぬ強みや転職の軸(譲れないポイント)に気づくことができます。
企業(求人の詳細)
希望している企業の求める人材像や詳しい業務内容、社風など、企業の詳細情報を知ることは、志望企業の内定を得ることや、入社後のミスマッチを防ぐことに直結します。求人情報から読み解けない詳細情報はキャリアアドバイザーに尋ねるのが一番の近道です。
転職マーケット
転職成功は、そもそも志望業界・職種の求人があるのか、ほかに転職希望者がどれくらいいるのかなど、「マーケット」の状況にも左右されます。転職市場トレンドなどマーケットの「今」を最も知っているのは、キャリアアドバイザーです。
転職の相談はキャリアアドバイザーに
電話&オンライン
で気軽に相談
悩みの原因が分からなくても、
転職すると決めていなくても
キャリアドバイザーが親身に相談にのります。
キャリアアドバイザーに転職相談をする前に準備は必要?
何にモヤモヤ悩んでいるのか整理できていなくても相談を
キャリアアドバイザーへの相談は準備なしでも大丈夫です。例えば「今の会社に不満はないけど、なんとなく転職したい気がする」「今すぐには転職しないけど、話を聞いてみたい」といった場合でも、興味を持ったら、そのまま相談して問題ありません。まずモヤモヤした思いを話してみることで、自身の希望やキャリアビジョンが見えてくることもあります。
強いていえば、事前に以下の3つのことを考えておくとキャリアカウンセリングがスムーズになります。
何に悩んでいるか自分なりに考えてみる
キャリアアドバイザーへの転職相談のメリットの一つが今の職場やキャリアに関する悩みをじっくり聞いてもらえるということです。数多くの転職者と接してきた第三者への相談だからこそ、一人では思いつかないような考え方のヒントがもらえることもあります。相談前に悩みの原因を自分なりに考えておけば、より早く解消できるでしょう。
転職の際の希望を思い浮かべてみる
転職相談では、「もっと年収を上げたい」「○○業界で働いてみたい」「残業時間を少なくしたい」などさまざまな希望にこたえる形で、キャリアアドバイザーから業界や転職先の提案が受けられます。どんな希望でも遠慮せず、ご自身の理想を伝えましょう。希望ごとの優先順位まで考えられていれば、より提案の精度が高まります。
自分が転職したいかどうか考えてみる
転職相談は、「転職」だけをおすすめする場ではありません。悩みや希望を深掘りした結果、「転職活動はもう少し後で開始しよう」「今の会社で希望をかなえよう」といった結論に至ることもあります。相談前に「自分は転職したいのか」について考えてみると、視野を広げられるかもしれません。もちろん、自分がどうしたいのかが分からない場合は、キャリアアドバイザーにそのまま思いを話せば大丈夫です。
転職相談で気になる3つのQ&A
Q.転職すると決めていなくても相談していいですか?
転職するかどうかを決めていなくてもまったく問題ありません。「転職するか決めていないが相談だけしたい」という人は、意外とたくさんいます。そういう場合は、「転職できるか分からない」「転職してうまくいくか不安」など、漠然とした悩みをまずは話してみてください。 今の転職市場はどうなっているのか、自分の市場価値はどうか、どんなキャリアアップができるかなど、相談するだけでもモヤモヤが晴れることもあります。「キャリアカウンセリングの場での情報交換を通して転職するかどうか検討する」といった気持ちで、ぜひお気軽にご相談ください。
「転職したい」と思ったとき、本当に辞めるか決断するための2つの質問
Q.相談は無料ですか?
もちろん、無料です。登録から転職成功まで料金が発生することは一切ありません。安心してdodaエージェントサービスをご利用ください。
Q.相談する手段は何ですか? 電話? オンライン? チャット?
キャリアカウンセリングは、電話かオンラインで実施しています。キャリアカウンセリングの日程調整の際にご要望を伺いますので、希望の手段をお伝えください。日程としては、平日(9:00~19:30開始)か土曜日(10:00~19:30開始)です。また、dodaキャリアアドバイザーではなく専任のスタッフが対応する、チャットの相談窓口もあります。
キャリアアドバイザーに転職の相談をするには【エージェントサービス(完全無料)】にお申し込みをまとめ
「転職やキャリアについて誰かに相談したい」と思ったときによくある疑問・不安にお答えしてきました。
転職を前に不安を覚えるのは当然のことです。
一人で抱えるよりも誰かに話してみることで、気持ちが軽くなったり進むべき方向性が見えてきたりするかもしれません。その相手として、「あなた自身」の強みを引き出し、「企業」「転職マーケット」に精通したキャリアアドバイザーに相談してみてください。
この記事の監修
国家資格キャリアコンサルタント
【経歴】
営業職、人事職や企画、マネージャーなどに従事し、その後、パーソルキャリア株式会社に入社。クリエイティブ職やマーケティング職を担当したのち、現在は第二新卒の方をメインに転職をサポートしております。
【メッセージ】
転職は人生の中でも大きなターニングポイントになる出来事ですが、人によって希望する条件や職場環境は異なります。キャリアカウンセリングを通じて、自分に合うキャリアを一緒に見つけましょう。