Q.ハローワークとはどんな場所?
なにができる?
「失業手当を受けるにはハローワークに行く必要がある」や「ハローワークで求人紹介を行っている」など聞いたことがあるのですが、いったいハローワークはどのような場所なのでしょうか?(27歳/女性)
A.ハローワークは、国が運営する公共職業安定所のことです。職業訓練の申し込み・職業相談・求人情報の閲覧・雇用保険の手続きなど、雇用に関して相談ができます。
ハローワークとは、正式には公共職業安定所という名称で、略して職安と呼ばれることもあります。職業安定法および厚生労働省設置法に基づき国が設置する行政機関です。失業手当(失業保険)の受給は、ハローワークで手続きをする必要があります。そのほか、ハローワークでできることについて解説します。
ハローワークでできること
- ・職業訓練の申し込み
- ・職業相談
- ・求人情報の閲覧
- ・求職申し込み
- ・雇用保険の手続き
(参考:厚生労働省「ハローワーク インターネットサービス」)
ハローワークでは、具体的に上記のようなサポートを受けられます。
職業訓練とは再就職支援を目的に就職に必要な技能や知識を身につける訓練のことで、無料で資格取得を目指せます。ITスキルや建築・医療・福祉・美容などさまざまな分野のコースが用意されています。就職に関する疑問や悩みの相談などの支援サービスを無料で行っています。
また、退職後に雇用保険(失業手当)をもらって転職活動をしたい場合には、ハローワークで求職の申し込みをすることが必須です。その後、ハローワークで決められる失業認定日にハローワークへ行って失業認定申告書を提出することや、失業手当(失業保険)を受け続けるために、4週間に一度ハローワークで求職活動の報告を行うことが求められます。
ハローワークを利用する際の注意点
離職中の人がハローワークを利用する際は、自分の住んでいる自治体が所轄しているハローワークに行くことをおすすめします。自分の住んでいる自治体が所轄していないハローワークでは失業手当の受給申請ができないためです。事前に自分がどこのハローワークに行けば良いかを確認し、あわせてハローワークの窓口の営業時間や混雑状況なども確認しておくと良いでしょう。利用時間は平日の午前8時30分から17時15分であることが多いですが、エリアによって異なります。
ハローワークと転職エージェントを使い分けて効果的な転職活動につなげよう
ハローワークと転職エージェントは特徴が異なります。ハローワークでも求人紹介はしてもらえますが、求人の中から希望する企業を自分で探し出します。一方で、転職エージェントではキャリアアドバイザーがあなたの経験・スキル、志向性に合った求人を厳選し、紹介します。
希望する企業が見つかったあとに、求人企業への応募書類の提出や、面接日程の調整など、企業とのやりとりを代行してくれることも、転職エージェントを利用するメリットです。
失業手当(失業保険)などハローワークでしかできない手続きもあるため、転職エージェントと併用しながら、自分に合った効果的な転職活動を行うと良いでしょう。
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