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挑め、前人未到の領域へ。
日本発の内視鏡AIで
世界の医療を変える

株式会社AIメディカルサービス

「世界の患者を救う」をミッションに、AI(Computer Vision)×SaMD(Software as a Medical Device)で内視鏡医療に貢献する企業。30本以上の論文発表を行い、国内外で内視鏡AI領域のトップランナーとして認知される。100を超える医療機関との提携により獲得した大量かつ高品質のデータを活用し、胃がんの内視鏡AIプロダクトを開発中。

株式会社AIメディカルサービス 代表取締役 CEO 多田 智裕 Tomohiro Tada臨床医として、東京大学医学部附属病院、虎の門病院などで勤務。2006年、ただともひろ胃腸科肛門科クリニックを開業し、医院長に就任。同クリニックを全国トップクラスである年間9,000件の内視鏡検査数を誇る施設に成長させる。2017年、株式会社AIメディカルサービスを設立。

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株式会社AIメディカルサービス 代表取締役 CEO 多田 智裕

誰もやっていないなら、自分が立ち上がればいい

AI内視鏡の研究をはじめたきっかけは?

胃腸科肛門科のクリニックを開業したのが、2006年。当時から、世界最高水準の医療を提供したいという思いが強くありましたね。最新の経鼻胃内視鏡をいち早く導入する、苦痛の少ない腸内視鏡挿入法を体系化するなど、臨床医としてより安全で質の高い内視鏡検査方法を模索していました。

2016年、ある講演会で「AIの画像認識能力が人間を上回った」という話を耳にしたんです。「AIを活用すれば、医療現場の苦しみを解決できるかもしれない」と思いました。

というのも、内視鏡検査には大きな二つの課題があったのです。一つは、病変見逃しのリスク。内視鏡検査中に病変を正確に発見するのは熟練の専門医でも難しく、医師によっては見逃しが2割以上だと言われています。

もう一つは、ダブルチェックによる医師の負担。内視鏡検査では40枚程度の写真を撮影するのですが、その画像は見逃しを防ぐために専門医の目でダブルチェックされています。例えば、私の所属している地域では年間の検査数が約4万件。80人程度の医師で数百万枚の画像チェックを行っています。それも、クリニックの診療時間後に、時間外労働で行われているのが実情です。

もしAIの画像認識で病変を正確に発見できるようになれば、この二つの課題が解決できるかもしれないと思いました。でも、当時、内視鏡AIの研究は世界で誰もやっていなかったんです。それなら自分でやってみようじゃないかと、研究を始めました。

現在の事業フェーズは?

医療機関やエンジニアと研究を進め、まず、ピロリ菌に感染しているかを判断するAIの構築に成功しました。論文がアクセプトされ、世界初だと分かったときはみんなで大騒ぎしましたね。AI内視鏡への期待が確信に変わっていきました。

がんの見逃しをゼロにできるかもしれない。研究を進めて実用化までもっていきたい。そんな思いが強くなり、AIメディカルサービスを立ち上げました。

今は、エンジニアや薬事など各分野のスペシャリストが集まり、内視鏡AIの製品化プロジェクトを進めています。世界初の取り組みなので、薬事承認申請には想像以上に時間がかかってしまいましたが、2022年秋の実用開始を見込んでいます。さらに、第2弾の製品開発も同時進行している状況です。

将来的に全世界に普及させることを見据え、早々にアメリカ、ブラジル、フランス、タイ、シンガポールなどで展開していきたいと考えています。

日本発であり、世界初のプロダクト

世界展開にこだわる理由は?

内視鏡AIは日本で生まれた、世界でまだ例のない新しいプロダクト。これが成功すれば、日本から世界を変えることになります。こんなふうに、世界を変えられるようなまったく新しい国産のプロダクトって、今の日本にはないですよね。だからこそ、そこに挑戦していきたいと思うんです。

そもそも内視鏡は日本で生まれた機器。日本が世界をリードしてきた分野だから、データやノウハウが蓄積されているし、内視鏡を使いこなす優れた専門医も集まっています。世界で戦っていくだけの基盤は十分だと言えるでしょう。

AIメディカルサービスの強みは?

私自身が医師であるということが大きな特徴でしょう。医師のネットワークをフル活用することで、100を超える医療機関やトップドクターたちとタッグを組むことができました。画像診断のAI開発には大量の教師データが必要になりますから、高品質のデータを獲得することは非常に重要です。

また、私を含めて開発チームには医療現場を深く理解している人間がいるので、医師にとって本当に使いやすい製品がつくれると思っています。

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AIによってリアルタイムで病変の検出・判別・範囲の表示を行い、医師を支援することを目指している

誰も見たことのない景色を目指して

未来の仲間に伝えたいことは?

私たちの事業は、ないものをつくる、まさに前人未到の挑戦です。その道のりは決して平たんではありません。しかし、当社には、そんな挑戦がしたいと各分野からスペシャリストたちが集まってきてくれました。

彼らと過ごす日々は、毎日が発見と驚きの連続。自分の中の常識が覆されることもしょっちゅうで、とても新鮮です。フラットな関係性で、お互いに刺激と気づきを与え合える。それがこのチームの良さだと思います。

あなたも、そんなチームと共にまだ誰も見たことのない景色を見に行きませんか?ほかでは得られないような刺激的な経験をお約束します。

「日本から世界を変えたい」「世界最高水準のプロダクトをつくりたい」という方は、ぜひお越しください。

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