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テクノロジーの力で
家族や社会をリデザインする

株式会社Timers

人の豊かさや幸せに直結する「家族」の領域で、お子さんをお持ちの方、子育て家族が理想のライフスタイルを実現するためのサービスを行う「Famm（ファム）」を展開。
Fammでは、スマートフォンアプリから、金融教育サービス、オンラインキャリア支援スクール、法人向けのオンラインアシスタント紹介サービスまで複数のサービスを提供している。

株式会社Timers　代表取締役　田和晃一郎　Tawa Koichiro 神戸大学経営学部卒業後、新卒で株式会社博報堂に入社。2012年に株式会社Timersを共同創業し、現在は代表取締役を務める。

株式会社Timers　代表取締役　田和晃一郎　Tawa Koichiro

人間の豊かさや
幸福に関わる領域で勝負をしたい

なぜ、この領域で事業をはじめようと？

広告会社にいたころは面白い挑戦がたくさんできましたが、クライアントの商材・サービスの魅力を広く伝えていく仕事が中心。誰かの生活や人生の課題解決を通じて、付加価値を生み出せる機会はあまり多くありませんでした。一回きりの人生、やはりサービスや事業などの仕組みをつくるほうにまわろう、そして人間の豊かさや幸福に寄与できると自分たちが信じられる領域・事業で挑戦しよう、そんな思いで起業しました。

その中で「家族」というテーマを選んだ理由は？

家族の形や在り方は変わっていきます。しかし、すべての人が一度は必ず向き合うものであることに変わりはありません。これからも人の豊かさ・幸せに大きく影響を与え続ける領域のひとつです。「家族の絆を深めるお手伝いができたらいいよね」と言えば、多くの人が共感してくれるはず。小難しく説明しないと共感してもらえないものではなく、一言で、自分たちも、関わる人も「これは社会にとって大事だ」とすっと理解できます。

一方で、テクノロジーの普及、少子高齢化社会の加速、女性の社会進出、男性の育児への参加など、家族の在り方や社会のモデルはめまぐるしくに変化しています。これからは家族という領域に、新しいコミュニケーションや仕組みが求められていくはずだと思い、2014年に「Famm」のアプリをスタートしました。

アプリから、ライフデザインブランドへ

「Famm」とは？

スタートしたときは子どもの写真・動画共有を中心としたスマートフォンアプリでしたが、今はお子さんをお持ちの方、子育て家族のための“ライフデザインブランド“です。お金の相談と無料撮影を楽しめる体験を軸に、子育て家族の金融リテラシーの底上げを推進する事業、シッターサービスつきのオンラインスクール事業、育児と在宅勤務を両立させたい方をオンラインアシスタントとして法人へ紹介する人材事業など、Fammブランドで複数のサービスを手がけています。

いま特に注力している領域は？

当初からあるスマートフォンアプリは、現在では写真・動画に特化したものではなく、多様なFammの体験・サービスを楽しめるものになってきました。新しいソリューションやビジネスモデルには時代に合ったテクノロジー選定が不可欠です。テクノロジーを活用し、子どもの成長に合わせて必要なサービスが利用できるプラットフォームに進化をさせていく予定です。

独自の福利厚生が多数
新しい社会づくりを牽引する組織でありたい

Timersが「男性育休取得が義務」などの福利厚生を設けたのはなぜ？

組織づくりを通じて、新しい社会づくりも牽引していきたいと思っています。すべての方が理想のライフデザインを実現するには、「男性は外で仕事、女性は家で家事育児」という価値観は古すぎますよね。男性が育児を担うのが当たり前になること、また出産後の女性の産後うつリスクなども考えると、男性が育休を取得して出産後に二人で育児と向き合うことは“大事”というか、“必須”になるべきではないか。そのような考えから、収入を減らさないような制度もセットにして、育休を義務化しました。

また、家族をテーマとする会社として、ご両親に花束を届ける「両親誕生日お祝い補助」や、妊活・不妊治療に対する「最大40万円の卵子凍結の補助」などもあります。カルチャーの一つに「Happily（幸せに働く）」を掲げ、一人ひとりのメンバーがそれを実現できるようにと、福利厚生制度を設計しています。Fammの思想を自ら体現していく会社でありたいと考えています。

どんな方と一緒に働きたい？

ITスタートアップのひとつの傾向かもしれませんが、社内のメンバーは皆成長や社会貢献に対して目線が高いです。多くのメンバーが、よりスピーディーにFammのサービスを大きくしていこう、お客さまへの提供価値を最大化していこうというスタンスです。現在はメンバーの50%が女性で、さらにその50%が子育て中。性別や子どもの有無などにかかわらず、今以上に理想のライフデザインを描きやすい社会づくりや、これからの時代に合ったサービス・事業づくりを本気でやりたいと思っている方と働けるといいなと思っています。