職種名だけでは判断できない“本当の”仕事内容
第二回のWebクリエイターの転職力アップ法は、“募集職種名にとらわれずに具体的な仕事内容を確認することの重要性”についてお伝えします。
転職先を選ぶ際に、募集職種名から応募の検討を行う方が大半ではないでしょうか。プロデューサー、ディレクター、デザイナーなどさまざまな表記がありますが、企業によってその仕事内容や業務範囲は多様です。
『同じ職種名であっても企業によって異なる仕事内容』
「Webデザイナー」という職種名を例にあげてご説明します。Webデザイナーの仕事内容がデザイン業務のみの会社(A社)もあれば、デザインに加えてコーディング、FlashなどのWeb制作も担当する企業(B社)や、クライアント折衝や進行管理も担当するような企業(C社)もあるなど、職種名のみでは一概に仕事内容の詳細を把握することは難しいと言えます。整理すると下記のようになります。
・A社:デザイン業務のみを担当
デザイナー、コーダー(又はマークアップエンジニア)、フラッシャーなど、仕事内容別に職種を分けている企業で多く見受けられるものとなります。
・B社:デザイン業務およびコーディング、FlashなどのWeb制作業務を担当
A社とは違い複数の職務を兼任するケースが該当します。Webデザインが主業務とはなりながらも、コーディングやFlashなどの知識・経験を求める企業で見受けられることが多いでしょう。
・C社:デザイン業務およびディレクション業務
デザイナーとディレクターを兼任するケースです。クライアント折衝や制作進行管理などを少人数で担う企業でよく見られます。
『職種名が意味する仕事内容を確認することの重要性』
職種名だけではなく、きちんと仕事内容の詳細までを確認して転職活動を進めることがとても重要となります。Webディレクターとして制作進行管理を担当していた方が、Webデザイナーという職種名の求人でありながらも、仕事内容を確認した上で前職に近しい仕事内容の企業へ転職された事例もあるほどです。
面接や求人票できちんと仕事内容を確認せずに曖昧なままに転職活動を進めてしまうと、入社してはじめてミスコミュニケーションに気づくようなことになりかねません。
『転職成功の秘訣は』
自身のスキル・経験内容から「できること」「やりたいこと」を洗い出すことが転職成功の秘訣となります。そのうえで、求人票に記載されている仕事内容を確認し、入社後のイメージを持ち、希望するものかどうかを判断していくようにしましょう。
より企業や仕事内容の情報を知りたい、「できること」「やりたいこと」の洗い出しをサポートして欲しいなどといったWebクリエイターの方は、お気軽に私たちdodaキャリアアドバイザーにご相談ください。
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