企業に不合格と判断されないためのアピール法
ネット業界の転職市場の特徴として、他の業界と比べると求人数は堅調に増加しているのと同時に採用基準が顕著に厳格化されており、「即戦力性」も要求されている点が挙げられます。選考において面接官が見ているいくつかのポイントの中から、特に重要な「即戦力性」のアピール方法について、例示しながら紹介いたします。
制作会社でディレクターを一貫して経験してきた転職希望者が、自社サイトを運営している企業のディレクターのポジションに応募をした際に、書類選考の時点で「即戦力性が不足している」という理由で不合格と判断されるケースが増えてきました。
また、面接に臨む機会を得たとしても、以下のような理由で企業が不合格と判断するケースも増えてきています。
「制作会社で、受注したサイト制作に携わっていらっしゃったため、長期的に一つのサイトに携わったご経験をお持ちではなく、即戦力性が薄いと判断しお見送りとさせていただきます」
「法人向けサイトの制作をされていたため、個人ユーザー視点に立ったサイト制作経験が少ない印象を受けました。即戦力性の観点から今回はお見送りとさせていただきます」
一つ目の例ではサイトの運用案件(または年単位での制作案件)に携わった経験を、二つ目の例ではサイト制作にあたって個人ユーザー視点をどのように盛り込んで取り組んでいたのかという経験を、それぞれアピールできていれば選考通過の可能性を高めることができたと言えるでしょう。応募職種における自分の強み・弱みを把握したうえで、強みをどのように活かしていけるか、弱みをどのように補っていくかという考えをアピールできると、企業は入社後の活躍イメージを抱くことができ、「即戦力性が高い」という評価につながります。
キャリアカウンセリングでは、転職希望者の方から経験やスキルに加えて、パーソナリティや志向をもお伺いしたうえで、応募企業でどのような経験・スキルが活かせるのかについてアドバイスさせていただいています。「即戦力性が高い」と企業に判断してもらえるほどに情報収集を進めていくのは、とても難しいことではないでしょうか。少しでも有利に、少しでも効率的に転職活動を進めていきたいとお考えのWebクリエイターの方は、お気軽に私たちdodaキャリアアドバイザーにご相談ください。
Web・クリエイティブ業界専任 キャリアアドバイザー 安斎昌朗
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