Webクリエイターのための“人事に響く”職務経歴書の書き方
Web・クリエイティブ業界の方を担当する、キャリアアドバイザーの上ヶ市有希です。第五回のWebクリエイターの転職力アップ法は、「“人事に響く”職務経歴書の書き方」についてお伝えします。
求人に応募したものの、「書類選考が通過しない」「なかなか企業から返事がもらえない」などと不安に感じたことはありませんか。その背景として、景気の先行き不透明感に伴う応募者数の増加による有効求人倍率の低下や、厳選採用へとシフトとした企業の採用姿勢の変化が考えられます。
このような状況だからこそ、「“人事に響く”クオリティの高い職務経歴書」により書類選考での通過率をしっかり高めていくことが転職に成功するうえで重要になってきます。“人事に響く”職務経歴書のポイントを3点紹介します。
■「作品」として人事に評価されることを認識しましょう
Webクリエイターの職務経歴書は、クリエイターとしての成果物の一つとして見られます。そのため、作成にあたっては以下のポイントを注意しなければなりません。
フォントの種類やサイズで異なるものが混同していないか?
読み手(人事)にとって理解しづらいものになっていないか?
誤字脱字がないか?
さらにクリエイティビティを高めると、より人事の評価が高まるでしょう。
フォントやレイアウトを工夫しましょう。たとえば、スペースを有効活用することにより、担当案件が見やすくするような工夫は有効となります。
情報を図式化し、一度に多くの内容を伝えることを心がけましょう。たとえば、業務の流れをフローチャート化すると、担当業務をイメージしてもらいやすくなるでしょう。
■ご自身の経験を漏れなく伝えるようにしましょう
書類選考で不合格となる理由としてもっとも残念なものは、実際は経験しているにもかかわらず、書類に記載しなかったために、“未経験”と判断されるケースです。こうしたことが無いように漏れなく経験を伝えるためにおすすめしているのは、まず、携わった「業務」を記載したうえで、携わった「案件」について記載するという方法です。「案件」については、状況・意図・行動・結果という流れで記載すると、「目的意識を持ちながら業務が遂行できる」というイメージを人事に持ってもらえ、かつ、漏れなく自身の経験を伝えることができます。
■自身の経験・強みを分析したうえで、書類の構成を考えましょう
クリエイターと一言で言っても、その業務スタイル、経験は多種多様です。制作会社で数多くのクライアントのサイト制作を手がけていた方もいらっしゃれば、コンテンツプロバイダーで一つのサイトを長期間運用してきた方もいらっしゃることでしょう。前者であれば、経験の豊富さをアピールすることが強みとなりますし、後者であれば、運用における工夫点や成果を明示することがアピールにつながります。経験をただ記載するだけではなく、要点がまとまりにくく、企業へのアピールポイントがぼんやりしたものになりかねません。そうならないためにも、きちんと自身の経験・強みを分析したうえで書類を作成するようにしましょう。
企業とあなたとの最初の接点となる職務経歴書の中で、自身の経験を漏れなくアピールすることはとても重要です。納得のいく転職をしたい、最大限に職務経歴書で経験をアピールしたいとお考えの方は、お気軽に私たちdodaキャリアアドバイザーにご相談ください。
Web・クリエイティブ業界専任 キャリアアドバイザー 上ヶ市有希
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