ポートフォリオを作るときに覚えておきたい3つのポイント
Web・クリエイティブ業界で転職をお考えの方を担当する、dodaキャリアアドバイザーの渡辺悠子です。今回の「Webクリエイターの転職力アップ法」では、ポートフォリオの作成方法についてアドバイスをさせていただきます。
最近、応募時に履歴書・職務経歴書と合わせてポートフォリオの提出を求められるケースが多いのではないでしょうか。採用企業にとって、履歴書や職務経歴書は応募者の経験やスキルを確認するためのものですが、ポートフォリオは応募者の作品そのものを示し、クリエイターとしての"カラー"を判断するための大切な資料となります。基本的には、次の3つのことを意識して作成をしてみるとよいでしょう。
(1)作品のキャプチャーを貼り付ける
まずは、あなたがどのような作品を作ってきたのかイメージを持ってもらうために、実際の作品(サイトのキャプチャ画像など)を貼り付けましょう。女性向けの商材を扱った華やかな作品、テキスト情報が多く盛り込まれた堅い作品、かわいらしいキャラクターをメインとした作品など、さまざまな方向性の仕事をされていることもあると思いますが、一番印象に残っている案件・作品を複数ピックアップされるとよいかと思います。
(2)「制作期間」「制作ツール」「担当フェーズ」を記載する
携わったプロジェクトごとに、その全体像と、自分の役割を分かりやすく記載しましょう。サイト名、URL、月間PV数などを可能な限り具体的に記載することで、より作品に興味を持ってもらいやすくなります。
(3)作成に当たって意識をした点を記載する
デザイナー職の方は、デザインを考えるうえで意識をしたこと、工夫をしたことを、ディレクター職の方はディレクションの中で、課題に対してどんな行動を起こし、どのような結果に結びつけたのかを記載しましょう。「課題・背景」→「意図・目的」→「行動」→「結果」の順にまとめられるとよいですね。
ポートフォリオ自体が、あなたの作品の一つであるという意識を持つことが重要です。クリエイターとして、“あなたらしさ”を示せるようにポートフォリオにも工夫を凝らしてみてください。
ポートフォリオ作成に関して、より具体的なアドバイスをご希望の方は、ぜひお気軽に私たちキャリアアドバイザーにご相談ください。あなたのご経験や実際の作品に沿ったさまざまなアドバイスをさせていただきます。
Web・クリエイティブ業界専任 キャリアアドバイザー 渡辺悠子
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