志望動機の“作り方”、業界別のチェックポイント
Web・クリエイティブ業界で転職をお考えの方を担当する、dodaキャリアアドバイザーの菅原将太です。今回は、業界別の志望動機の“作り方”をお伝えしたいと思います。
面接の対策に当たっては、「志望動機が重要です」ということをよく聞くかと思いますが、いざ考え始めると、まとめるのはなかなか難しいものです。実際、志望動機に関する質問はよくいただきます。
まず「志望動機」には、以下の3点を織り交ぜることが基本となります。
・魅力に思った点を伝えるだけでなく、「なぜ魅力に感じたか?」も伝える
・他社に当てはまらないことを伝える
・自身の考えや体験も伝える
その上で、業界別に気をつけるべきポイントを紹介します。
(1)Webサービス会社(SNS、情報ポータル、ECなど)
自社でコンシューマー向けにサービスを展開する企業に共通するのは、「自社サービスに誇りを持っている」ということです。面接官は「応募者はうちのサービスが好きなはずだ」という前提で考えているため、実際にサービスを利用して面接に臨むことは最低限必要な姿勢となります。またその上で、「もっとこうしたら良くなるのでは?」「入社したらこんなことをやってみたい」ということまで言及できるとさらによいでしょう。
(2)Web制作、コンサルティング、マーケティング会社(法人向けにWebソリューションを展開する企業)
競合が多い業界でもあり、他社との差別化ポイントを見つけるのが難しい業界でもあります。ただし、企業側も競合との差別化を必ず図っているはずなので、過去の案件事例などをしっかりと分析して、まずは他社との差別化ポイントを見つけることが重要です。また「この業界でどういったことを実現したいのか?」ということが明確になっている企業が多いため、代表や社員の方の発言を調べて、企業の方向性に絡めた志望動機を作れればなお良いでしょう。
(3)Web業界以外の事業会社(メーカー、サービス、小売などの企業内Web関連職種)
Webが本業というよりは「ツールとして活用」しようとしている企業が多いため、Webへのこだわりを強く打ち出しすぎると「求める人物像と合わない」という判断をされることが多いです。(1)と同様、企業は自社サービスや商品に誇りを持っているため、「なぜその事業に興味を持ったのか?」という点にフォーカスして伝えるとよいでしょう。またその理由も過去の自身の実体験をもとにした理由であれば、より説得力の高いものとなります。
志望動機が面接準備においては一番難しいものですが、ここをしっかりアピールできると内定への可能性がぐっと高まります。
志望動機を考えるに当たって、より具体的なアドバイスをご希望の方は、ぜひお気軽に私たちキャリアアドバイザーにご相談ください。あなたのご経験に沿って、一緒に考えさせていただきます。
Web・クリエイティブ業界専任 キャリアアドバイザー 菅原将太
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