クリエイティブ業界で求められる「転職力」について
Web・クリエイティブ業界で転職をお考えの方を担当する、dodaキャリアアドバイザーの鵜沼秀樹です。今回のコラムでは、Web・クリエイティブ業界で求められる「転職力」についてお話ししたいと思います。
「転職力」という言葉はいろいろな解釈ができると思いますが、本コラムでは「転職市場における業界・企業からのニーズの高さ」とします。業界・企業からのニーズが高い人ほど「転職力が高い」、逆にニーズがあまりなければ「転職力が低い」ということです。
これを踏まえて、皆さんはどんな要素を持っていると「転職力が高い」と言えると思いますか?
大きな実績や成果、有名企業での就業経験、学歴などを想像する方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かにそのような要素が「転職力」を高めることもあるでしょう。しかし「クリエイティブ業界における転職力」という観点では、他業界と比較して異なる要素が「転職力」と見なされることがあります。その中でも代表的な二つを以下に挙げてみました。
業界の動きや新しい技術に対するリテラシーの高さ、情報感度の高さ
皆さんもご存じの通り、Web・クリエイティブ業界で速いサイクルでサービス・技術が移り変わっていきます。必ずしも新たな分野について精通している必要はありませんが、世の中のトレンドを把握することや、注目のサービス・技術について問われた際に、自分ならではの答えを持っていることが評価される傾向にあります。また、意外と個人の特徴・個性が出る分野として「情報収集の手段」が挙げられます。一般的なWebサービス(情報ポータルサイトや検索サイト)以外にどのようなメディアを通じて情報収集をしているかも「転職力」を左右します。
論理的思考とセンスのバランスの良さ
クリエイティブ業界においては、感覚的に物事をとらえる人も少なくありません。見た目の良さや斬新さを重視するあまり、ユーザーの目線やロジックが抜けてしまうことがありますが、「なぜこのボタンが赤色なのか?」や、「どうすればより多くのユーザーを集められるのか?」といった問いに対して論理的な説明ができることも非常に重要な要素の一つです。
今後キャリアを積んでいく中で、あるいは転職活動を行う上で、自分自身の「転職力」について考え、整理してみることは大事です。でも、「業界・企業からのニーズの高さ」が基準であるため、ひとりでは測りきれない部分も出てくると思います。ご自身の「転職力」を把握したいという方には、情報提供・アドバイスをさせていただきますので、ぜひとも私たちキャリアアドバイザーにご相談ください。
Web・クリエイティブ業界専任 キャリアアドバイザー 鵜沼秀樹
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