「強み」を整理する際に知っておきたい3種類のスキル
Web・クリエイティブ業界で転職をお考えの方を担当する、dodaキャリアアドバイザーの渡辺悠子です。
今回の「Webクリエイターの転職力アップ法」では、あなたが「強み」を整理する際に知っておきたい3種類の「スキル」についてお話ししたいと思います。
よく転職希望者の方とお話をする時にご相談いただくのが、「自分の強みをどのように伝えればいいかわからない」「技術面でアピールできることがないので困っている」「アピールするポイントがまとまらず、だらだらと長くなってしまう」というような内容です。
「強み」と一言でいっても、多くの切り口がありますが、持っているスキルを次の3つに整理して考えてみてください。
(1)テクニカルスキル
Illustrator、Photoshop、HTML、CSS、PHPといった、トレーニングや実務経験を経て身につけられている技術です。これらのスキルは、クリエイターに求められることが多いので、実務経験を踏まえてアピールするとよいでしょう。経験がなくて、まだ身につけていない技術についても、「今後、独学でもマスターしていきます!」という熱意を伝えることが重要です。面接時は、「できません」で終わることなく、習得していく意欲を伝えましょう。
(2)トランスファラブルスキル
他の職種でも転用できる、ビジネスにおいてベースとなるスキルのことを指します。具体的には、問題解決能力、情報収集能力、数値分析力、折衝能力などのように、業務を遂行し、成果につなげるスキル・能力のことです。トランスファラブルスキルのお話をする際は、そのスキルを身につけていることを表せる実際にあったエピソードを添えてアピールしていきましょう。
(3)パーソナルスキル
これまでの人生や、仕事上の経験から築いてきた性格面のスキルです。例えば、「仲間と協業することが得意」「主体的に行動できる」「フットワークが軽い」「明朗快活で周囲を明るくするパワーを持っている」「負けず嫌いで目標達成意欲が強い」「独自性があり柔軟な発想ができる」など、性格から発展して仕事上に活かせているもののことです。しっかりと「自分らしさ」を伝えるためにもアピール項目に加えていきましょう。
以上、3つの観点で、ご自身の「強み」をまとめてみてください。どれかに偏ることなく整理してみるとよいでしょう。そして、ある程度整理できたら、その内容が自分らしい内容になっているかどうかを確認してみてください。大切なのは、きれいにまとめることではなく、ご自身がこれまでの経験・仕事内容を振り返り、深掘りをして、「自分だからこそ話せる」内容になっているかどうかです。
客観的に自己分析の内容をチェックしてほしくても周りに相談できる人がいないという方は、ぜひ私たちキャリアアドバイザーにご相談ください。あなたらしくアピールできる内容を一緒に整理していきたいと思います。
Web・クリエイティブ業界専任キャリアアドバイザー 渡辺悠子
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