動くなら1月!この時期に転職を決めるための3つのポイント
Web・クリエイティブ業界で転職をお考えの方を担当する、キャリアアドバイザーの前場 睦です。
2013年がスタートしましたね。新年を迎え、これから転職活動を始めようという方に向けて、「Webクリエイターの転職力アップ法」では、春までの企業の動き方・スピード感と、それに基づく今の時期の転職活動の進め方をお伝えしたいと思います。
企業が採用したい枠、すなわち「案件数」自体は、年間を通してあまり変わらないと言われています。それは、企業の人事は「年間計画」として(3月決算の企業であれば)4月から翌年3月までの1年間の採用枠を決めるためです。その計画を進める中で、採用決定による案件終了や組織変更・退職などによる募集は随時ありますが、年間計画から大きく逸れるほどの増減はほとんどありません。
これを踏まえると、多くの企業において1~3月は年間計画の「終盤」に当たることが分かると思います。企業は3月末までの年間計画遂行に向けて、新年明けて早々から活発に採用活動を行います。ただ同時に、2月、3月は新卒採用のスタート時期でもあります。すぐ後には新卒採用で忙しくなることが見えている…そんな中でバタバタしながら年間の採用計画を遂行するために頑張る時期、それが企業の人事にとっての「1月」です。
転職活動を始める側からすると、「年末年始はゆっくり過ごして、年が明けたら職務経歴書を作って、企業を選んで、2月くらいから応募してみよう」という気持ちになりがちですが、企業からすると2月は新卒の採用活動に追われる時期。つまり人事担当者は、中途採用については、できれば2月初めには年間の採用計画達成の目途を立てておきたい時期であり、1月に応募があって選考プロセスに進んでいる方の中から決めたい気持ちが強くなります。
だからこそ、1月からの転職活動スケジュールを立てるに当たって大事なことは、次の3つです。
1つ目は、「1月のできるだけ早いタイミング」で転職活動をスタートさせ、企業に応募することです。企業が採用を積極的に行うタイミングを逃さないことがポイントとなるのです。
2つ目のポイントとしては、「早い日程での面接調整」です。今年度中に入社してもらうことを期待する企業は急いでいますから、面接日が1週間遅いだけで、他の人を採用してしまう確率が高くなります。応募先の会社で働きたいという意欲を伝えるためにも、できるだけ日程を早めに設定することが大切です。
そして3つ目のポイントは、「短期間に多くの企業と接点を持つこと」です。半年かけて10社応募することと、1カ月で10社に応募することを比べた場合、半年かけるほうが気持ちの面では“じっくり吟味している”と感じているかもしれません。しかし実際には、応募・選考の時期がずれていれば比較検討して選択するわけにはいきません。同じ時期に集中して複数社へ応募し、選考過程を進むことこそが、一番「吟味して」検討できる状態なのです。また、短期間に多くの企業の面接を受けることで、面接力の向上にもつながります。
今回は時期による成功の秘訣をお伝えしました。短期間ながらもしっかりと検討して企業を選び、来年度に向けて入社準備を進められたら、こんな気持ちのよいことはありませんよね。より具体的な情報収集をしたい方や春頃の転職成功を目指す方は、ぜひ私たちdodaキャリアアドバイザーにご相談ください。
Web・クリエイティブ業界専任キャリアアドバイザー 前場 睦
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