2013年中に内定を勝ち取るための転職活動の進め方

Webデザイナー・Webディレクターの転職支援を担当する、キャリアアドバイザーの渡辺悠子です。

今回は、年内に内定を勝ち取るための転職活動について、アドバイスをさせていただきます。

例年年末に近い11月～12月の前半は、企業側の採用ニーズが高くなる時期になります。それは新年に新しい組織に変わる企業が多いため、どの部署で、どのような人が必要になるのかを年内に定めて採用しておきたいという企業側の心理が働くからです。また、採用予算を年内に使い切りたいという背景もあります。

そのため、採用活動が活性化する11月～12月に転職活動を行うことは、求職者側にとって選択肢が増えるメリットがあります。そこで今回は9月後半から転職活動をスタートし、年内に内定を勝ち取るためのポイントをお伝えします。

1.検討中の求人に少しでも興味があれば、応募をする

求人は水ものです。応募を悩みすぎて時間が経ってしまい、いざ応募しようと思った時には既に採用充足により、採用がストップしていることがあります。面接の機会がなければ、内定を得ることはできません。少しでも魅力を感じて企業や仕事内容の話を聞いてみたいと思えたら、まずは応募して面接機会を得ることから始めましょう。

2.新規求人のチェックを欠かさず行う

9月になって、今まで採用をストップしていた企業が来期に向けて採用を始めるというお話が出てきています。背景にあるのは、景気が回復して事業会社がWeb広告に投資できる状態になったことが挙げられます。そのため、事業会社のWeb担当の採用はもちろんのこと、その事業会社のWebや広告の企画・制作を担当する制作会社や代理店の採用も併せて活性化してくるでしょう。年末に求人が増える可能性がありますので、新しい求人をこまめにチェックしていれば、希望の求人に巡り合う可能性が高まるといえます。

また、ここでポイントをひとつ。興味がある求人を見つけたら、機会を逃さず、応募してください。新規求人は選考スピードが早く、すぐに採用ストップになることが多いからです。ライバルが少ないうちに応募できれば、選考を有利に進めることができます。

3.勉強会や業界セミナーに参加して、企業接点を増やしておく

一般的に転職を行う際には、転職サイトや人材紹介サービスを利用するWebデザイナーやWebディレクターの方が多いと思います。一方で企業の採用担当者からは通常の書類選考や面接選考だけでなく、勉強会やセミナー経由でご入社される方が増えているというお話をしばしば聞きます。勉強会やセミナーを開催している企業が中途採用をスタートした場合、一度接点を持った参加者に個別にお声がけをするようなケースが出てきているためです。勉強会やセミナーは学びの場でもありますし、かつ転職活動もできれば一石二鳥ですので、機会があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。

９月末から転職活動をスタートして、面接の日程調整をスムーズに進めることができれば、年内に内定を得る可能性は十分にあります。新年から新しい環境でスタートしたいというWebデザイナーやWebディレクターの方はぜひ、クリエイティブ領域専任のキャリアアドバイザーにご相談ください。

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