いつ踏み切る?ベストな転職をするタイミングとは
Webデザイナー・Webディレクターの転職支援を担当する、キャリアアドバイザーの渡辺悠子です。
WebデザイナーなどWeb関連の職種は、プロジェクトの「切れ目」で転職を考える人がよくいます。忙しい時期が一段落してから転職したいという気持ちはとてもよく理解できます。でも、少し考え直してください。それは本当にあなたにとって良い転職タイミングなのでしょうか?
あなたの会社が忙しい時には、他の会社も同じように忙しく、転職市場も活発に動いていることがよくあります。つまり、あなたの市場価値は高まっているのです。その反対に、あなたが忙しくない時には、転職市場も落ち着いている可能性が高いのです。
■将来を予測してもだいたい外れる、「今」ベストな転職を
業界トレンドを予測して、良いタイミングで転職したい、と考えるWebデザイナーも大勢います。最近では、スマートフォンやソーシャルゲームが大きなトレンドでした。しかし、未来予測型で「これからはこの分野が伸びる。少し待って機が熟したら、成長分野の会社に転職しよう」という考え方は、外れる場合が多いです。例えばソーシャルゲーム関連の人材市場の状況は、2012年末と2013年10月を比べると激変しています。短い期間で、業界も転職市場も激変する可能性が高い時代です。
目安としては、「転職したい気持ちが高まった時が、転職の時」です。その見極めをどうするかですが、「数年後にやりたいこと」が自分の中で見えてきて、現職に留まっていてはそれが実現できないと明確になったときが転職サインといえます。
■「安定志向」も外れる場合が多いことを認識する
キャリアアドバイザーとして一つ気になることがあります。「安定した業界・会社に転職したい」と希望する方が増えてきたことです。Web業界でも「事業会社のWebマスターになりたい」と希望する人が出てきました。しかし、本当にそのコースが安定しているかどうかは疑問です。安定志向で転職先を考えたつもりで、実はもっと不安定な立場になる場合もあるのです。
Web業界は動きが激しく、この先を確実に予測することは困難です。その中で安定を求めても、それは無理な相談です。それよりも「自分の強み」を明確にすることが大事ではないでしょうか。トレンドの変化という大きな波がこれからも繰り返しやってきます。その波に乗り続けられるよう、自分の強み、プロフェッショナリズムを高めていくことが、転職活動でも重要です。
例えば、Web業界での最近の話題としてUI/UX(ユーザーインタフェース、ユーザーエクスペリエンス)があります。PCでもスマートフォンでも、アプリケーションとデザインが一体となった操作性が求められるようになり、デザイナーやディレクターのような職種にもUI/UXの知識やセンス求められるようになりつつあります。Web業界に身を置き続けるなら、UI/UXや、それを実現するためのプログラミング分野の知識がより大事になっていくでしょう。
そして最終的には、自分の強みを高め続けたWebデザイナーが、大きな波に乗り続けることができるでしょう。転職で最も大事となる「今」の状況を知りたいという方は、ぜひ私たちキャリアアドバイザーにご相談ください。
Web・クリエイティブ業界専任キャリアアドバイザー 渡辺 悠子
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