Webディレクター「長く働き続ける転職」の3つのパターン
Web・クリエイター分野の転職支援を担当するキャリアアドバイザーの渡辺悠子です。
Web開発を取りまく状況は、開発単価の下落や、事業会社が自ら運営するWebサイトの増加など、大きな変化が続いています。そんな中で職場を転々とするWebディレクターをたくさん見てきました。ここでは、転職者の希望が多い「腰を据えて、長く働き続けることができる転職」がどうすれば可能になるのか、転職事例も併せてご紹介したいと思います。
結論として、腰を据えて、長く働き続ける転職ができたWebディレクターの方には、次の3つのパターンがあります。
1番目は、ゼロから1を生むサービス開発の能力を持っているWebディレクターです。
2番目は、Webサイトを分析して成長に結びつけられるWebディレクター、一種のアナリストの要素をお持ちの方です。ビジネスで1を10に成長させることができる人、と言い換えてもいいでしょう。Webサイトの分析結果に基づきPDCAサイクルを正しく回せる人材の活躍の場は広がっています。
3番目は、ディレクターとマーケターの両方の領域にまたがる仕事ができる方です。Webサイトを作るだけでなく、どう集客するか、どうファンを増やすのかを考え、実行できる人です。マーケティング領域の仕事ができるWebディレクターの需要は確実に増えています。
Webディレクターと一口にいっても、職域は非常に広い範囲に広がっているのが現状です。Webサイトの進行管理を中心とした狭い意味でのディレクターでは、単価が下落する厳しい時代において、長期的なキャリアを築くことは厳しいのが実情です。その一方で、新しく台頭してきた領域、特に先に挙げたサービス開発、Webサイト分析、マーケティングなどの分野に強い方には高いニーズがあります。
こうした市場の変化に、自分が追いついているのか、そうでないならどのように追いつくのか。そうした視点を持った方がいいと思います。3年~5年のロングスパンで考えて、サービス開発、Webサイト分析、Webマーケティングのような専門分野のどこが自分の強みなのか、何にこだわりを持ってキャリアを積んでいくのか、それを明確にして転職活動をされているWebディレクターが「長く働い続けることができる転職」を実現させています。
では、自分の強みを定めるにはどうしたらいいのか。
「自分の業務の範囲を一言でいうと何か?」と自問自答してみてください。お金を生み出すビジネスのクリエイターなのか、Webに留まらずビジネス全体にわたる分析と改善ができるアナリストなのか、こうした自分の職能を一言で表現すると明確になります。Web業界でも、成功している人が自分で肩書きを勝手に名乗っている場合がよく見受けられますが、それを真似してみるのです。
私たちキャリアアドバイザーは、あなたの「強み」を活かせるキャリア作りのために助言いたします。
Web・クリエイティブ業界専任キャリアアドバイザー 渡辺 悠子
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