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エグゼクティブ・コンサルタントのリレーコラム「VOICE」 ~年収1,000万円の転職サポートから学ぶ“真のエグゼクティブ”とは~

Vol.03 「怖い、やりづらい」と思わせない。「弱み」を見せつつリードする、しなやかな女性エグゼクティブとは - エグゼクティブ・コンサルタント 長谷川 紀子

Profile

長谷川 紀子 Noriko Hasegawa

コンサルタント歴は8年。キャリアアドバイザーとして、管理部門(経営企画、経理財務、マーケティング等)や営業職などの転職支援に従事したのち、エグゼクティブエージェントに参画。メーカー・製造業・コンサルティングファームなどの領域を経験したのち、現在はIT・ネット業界を専門とする。業界や職種をクロスした転職支援や、人脈を活用したヘッドハンティングに強みをもつ。

<得意分野>
IT・ネット、サービス、メーカー・商社、コンサルティングファームなどの業界を中心とした、管理部門系、マーケティング・営業系、技術系職種のマネジメントポジション

エグゼクティブ・コンサルタントの長谷川紀子です。キャリアアドバイザーになって8年、直近2年はエグゼクティブ領域専門にコンサルタントをしています。特に女性エグゼクティブのキャリア・サポートを行うケースが多いことから、今回のコラムは、近年採用ニーズの高まっている女性エグゼクティブとは、どんな方なのかについてまとめました。

企業が求めるエグゼクティブ像として、男女を問わず「この人について行きたい、この人のサポートをしたい」と自然と思わせるような人間的な魅力が大切です。もちろん業務遂行スキルが備わっていることは大前提ですが、企業からは、併せてこうした人間的な魅力を持ち合わせるエグゼクティブを求められます。とりわけ、女性エグゼクティブに対しては慎重に見極められる傾向があります。それはなぜでしょうか?

私がお会いする女性エグゼクティブは、男女雇用機会均等法施行後の入社とは言っても、男性中心社会の中でキャリアアップされてきました。女性のキャリアアップに十分な理解があったとは言えず、産休や育休も今以上に取りづらい環境の中で頑張ってきた人ばかりです。こうした逆境を乗り越えた経験が、女性エグゼクティブの強さの根幹になっていると言えるでしょう。

ただ、この強さが全面に出てしまうと、男性が多い職場の中では、部下や周囲から「怖い、やりづらい」と思われてしまいかねません。そうなると、業務を円滑に進められず、実際に、多くの女性エグゼクティブがこうした点で失敗しています。その結果、企業から女性エグゼクティブに対して、男性とは異なる「人間的な魅力」を求められるのではないかと考えています。男性エグゼクティブに求められる強いリーダーシップやマネジメント方法をそのまま女性エグゼクティブに求めるかというと、そうではないケースが多いのです。

では、いったい女性エグゼクティブに求められる「人間的な魅力」とは何なのでしょうか? 私がこれまでお会いしてきた女性エグゼクティブに見られる特徴を挙げてみたいと思います。

1つ目に、周囲とのコミュニケーションに繊細な気配りがあることです。例えば、男性社員を動かす場面においては、“男のメンツ”を立てる配慮を忘れなかったり、部下に対しても、威圧的にならないように相手に合わせたコミュニケーションが図れます。ですので、男女、そして年上年下問わず、さまざまな人に好かれているのが特徴です。

2つ目に、時間の使い方が上手です。お会いする女性エグゼクティブにはワーキングマザーも多くいらっしゃいます。そうなると、会社での長時間労働が物理的に難しいケースが多いのですが、その分時間の使い方を工夫されています。職場での生産性アップはもちろんのこと、自宅に帰り、お子様が寝た後で仕事を再開する方もいらっしゃいます。私が驚いたのは、仕事の後に子どもを連れて大学の授業を受け、時には周囲の大学生をベビーシッターとしてアルバイトさせて、見事に卒業した方のお話です。時間がない、制度がないと嘆くのではなく、時間がないならどうしたらいいのか? という前向きな発想ができることも、女性エグゼクティブの特徴です。

3つ目に、自分に不得意な分野があると自覚して、それを素直に認めることです。これまでたくさんの苦労を重ねながらキャリアアップされてきた方ですので、実績も豊富ですし、プライドもあります。ただ、このプライドが邪魔をしてしまい新しい環境に馴染めない方もいらっしゃいます。反面、エグゼクティブのポジションで成功されている女性は、「○○の分野には自信があるが××に関しては知見が足りない」といったように自己認知し、それを私たちコンサルタントにもはっきりとおっしゃいます。強がってその点を隠したり、ごまかしたりせずに、その不得意な部分を補うために周囲のメンバーたちの協力を仰ぐことが上手です。完璧な自分を目指すよりも、不完全な自分を自覚して周囲と接することを心掛けています。

こういった魅力を持った女性エグゼクティブを、多くの企業は求めており、それに応える女性たちも本当に増えています。実は私自身、自分の将来のキャリアを考えた時に、エグゼクティブといえば“男勝りのキャリアウーマン”というイメージしかなく、そうなりたいかというと違和感を覚えていましたが、この仕事を通じて、しなやかで魅力的なロールモデルに出会うことができました。そして女性、男性問わず、こうした魅力的なエグゼクティブが活躍する場をご提供しなければとあらためて思います。

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