富士フイルム株式会社の過去求人・中途採用情報

富士フイルムは、現在を「第二の創業期」と位置づけ、 写真フィルムという圧倒的なコアビジネスを持った企業から変化を遂げて、 “新しい事業で成長し続ける企業”へと転換しています。 こうした「第二の創業」の達成を担う中核地点として、2006年4月「富士フイルム先進研究所」が開所されました。 長年培ってきた確かな基盤のもと「医療・ライフサイエンス」「フラットパネルディスプレイ材料」 「グラフィックシステム」など、当社が技術力や市場ポジションなどで優位性の高い事業領域を拡大してきました。 こうした「第二の創業期」を加速させる原動力となるのは、社員一人ひとりに他なりません。 どんな時でも変化を恐れず、「世の中に影響を与えるような技術・製品を創りたい」という想いとともに、 技術者もひたむきに研究・開発に取り組んでいます。 化学の世界において解析技術の躍進は、研究開発の推進に直結する重要なファクターです。 そのため、スピード感を持った事業成長を支える人材が求められています。 今回は、分析、物理化学、計算生物/計算化学のご専門の方を募集します。

成長事業の根幹を支える、解析基盤技術開発業務(分析、物理化学、計算生物/計算化学)
具体的な仕事内容
「K611」解析基盤技術開発：分析、物理化学、計算生物/計算化学の観点から解析を行い、
商品開発研究所とともに密接な協働研究を進めていただきます。

【仕事内容】
物理化学的な解析基盤技術の構築と、富士フイルムグループ全体の研究開発における
解析課題に携わっていただきます。機能性材料やデバイスの機構解析と開発指針提示を通して
研究開発に直接貢献することをミッションとしています。

【学歴】大学院／博士号取得者もしくは同等の経験、解析技術を有する方
■分析
・無機構造解析
以下のいずれかの分野において無機分析の解析技術を有する研究者
-機能性材料の組成･不純物分析
-半導体材料中の超微量元素分析
-医薬品や生体試料中の微量分析
-化学分析による定量分析、固体試料の直接分析法開発
-高感度無機分析のための解析技術開発、装置改良･製作

・有機構造解析
-有機材料の化学構造・組成解析の技術を有する研究者

■物理化学
・固体構造解析
-ラマン分光、赤外分光等の振動分光や非線型分光を用いた固体構造・表面構造解析の経験
-X線や中性子線など放射光を用いた光科学、固体構造解析の経験
-各種（内容を問わない）分析法を用いたアモルファス構造解析の経験

■計算生物・計算化学
タンパクや複合体、機能性材料の理論計算
-タンパクや薬物相互作用、機能性材料の性質の理論計算技術を有する研究者

神奈川工場足柄サイト内／神奈川県南足柄市中沼210

※将来的には、海外を含めて全国へ転勤する可能性があります。
【最寄駅】
神奈川工場足柄サイト内／伊豆箱根鉄道 大雄山線 和田河原駅

【就業時間】8：10～16：50(所定労働時間：7時間55分、休憩：45分)

【フレックスタイム制度】有
10：10～14：50

正社員
【試用期間】3カ月

年収400万～750万円(残業手当有)

※上記の年収は想定年収の範囲ですが、実際の給与提示は前職や経験を考慮の上、
当社の社内規程に準じ決定します。

＜参考：初任給＞
学部卒　月給21万1,300円
修士了　月給24万2,100円
博士了　月給27万7,400円

【社会保険完備】
健康保険、雇用保険、厚生年金、労災保険

【手当】
通勤手当、住居手当、家族手当、寮・社宅、退職金制度

【福利厚生】
適格退職年金、確定拠出年金、財形貯蓄、持株会、住宅融資、共済会、
出産祝金（第一子5万円、第二子10万円、第三子以降一人100万円を支給）、
産前産後休暇（産前7週間産後8週間の取得可能）、
育児休職（子どもが満2歳になるための期間において最長3年間～第一子と第二子の合計～取得可能）、
短時間勤務制度（小学3年生までの子どもを対象に、1日最大2時間まで可能）、
看護休暇（小学3年生までの子どもの看護のための休暇）、
保養所（菅平、熱海、三浦）、契約ホテル／レジャー施設／スポーツ施設など

【教育資格その他】
「階層別」「ビジネス・スキルアップ」「選択型」「技術研修」など、
社員一人ひとりが学び、経験し、実績を積んで、ポジティブなスパイラルを
まわしていけるように、様々な能力開発の機会を設けています。

＜休日・休暇＞
【休日・休暇】
完全週休2日制（土・日）、祝日、年次有給休暇(半日取得可能)、夏季休暇、年末年始休暇、
ストック休暇、永年勤続休暇、特別休暇、看護休暇、クリエイティブ休暇、
産前産後休暇、育児休職、介護休職、ボランティア休職など

【年間休日】120日以上

70年以上の長きに渡り写真感光材料で培ってきた技術をベースに、
ファインケミカル、メカトロニクス、オプティクス、エレクトロニクス、ソフトウエア、各種生産技術など、
多様かつ独自性の高い専門技術を保有しています。
こうした幅広い技術を発展・融合させることで、先進的で独自性の高い技術・製品を
創出することを推進しています。富士フイルムグループの多角化展開を支え、新たな価値観を創出しています。