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会社は「人」で創られる。コンサルティング×ITを追求する企業の人材育成とは。 会社は「人」で創られる。コンサルティング×ITを追求する企業の人材育成とは。

会社紹介

会社は「人」で創られる。
コンサルティング×ITを追求する
企業の人材育成とは。

株式会社ハイペリオン

株式会社ハイペリオン

エンジニアとして現場経験を積んできた方の前に立ちはだかる“キャリア”の問題。「スペシャリストになりたい」「PL・PMに挑戦したい」など希望はあっても、環境によってはなかなか実現しづらいものです。今回は、多様性を尊重し、人が育つ環境づくりを進めてきたハイペリオンの事業成長の秘密「人材育成」についてご紹介します。

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Story 01専門性は、会社の武器であり、エンジニアの武器。

ハイペリオンは、物流、ファーマ、ITコンサルティング&システム導入など5つの軸で、経営課題を解決する各種ソリューションを提供しています。システム導入ではクライアント直請けにこだわり、インダストリーは「物流」「ファーマ」「公共」、サービスは「BI」「CRM」「SFA」を強みとし、エンジニアとしてもキャリアパスを描きやすいのが特徴です。エンジニアにはそれぞれの適性や目指すキャリアに合った成長環境が与えられ、先輩社員のフォローを受けながら無理なく成長できる仕組み。実際、このようにして育った社員が今のハイペリオンを支えています。

株式会社ハイペリオン

なぜ人材育成に力を注ぐのか。それは、代表取締役・瀬川英則のビジネス観にあります。2006年の立ち上げ当初、ハイペリオンは人材紹介事業を中心としていました。PWCコンサルティング(現・日本IBM)出身の瀬川が、あえて専門外の人材領域を選んだのは「企業は人によって創られる」という信念があったからです。事業を通じて考えに賛同する人が集まり、そのネットワークを活かした次の事業展開の可能性を見据えていました。

Story 02一人ひとりに「挑戦」の機会を創り、キャリアを制限しない。

事業拡大を目指し、ITコンサルティング&システム導入と物流事業に着手したのは、起業から3年後のこと。人材ビジネスで広がったニーズや顧客の課題を解決するには、いよいよ自身の専門であるITコンサルティングの知見が必要なフェーズに入りました。その思いに共感し参画したのが、同じくコンサルティングファーム出身の、取締役副社長・小尾峰です。

株式会社ハイペリオン

前職でPM経験のある小尾。「上を目指すには、営業力や企画力など、ビジネス全体に視野を広げて物事を考える必要があると思った」といいます。キャリアが頭打ちになることなく、長く活躍できる環境づくりに、副社長という役割を得て推進している張本人です。

「PMが行き詰まっていれば『何のためにやっている?』と問いかける。PMは目的に立ち返り、別の方法でできないか考える。その工程が顧客の真の課題解決に必要なんです」。PMには、プロジェクトの進捗や品質の管理、メンバーのフォローだけでなく、企画し顧客に提案する力が求められるため、幅広い経験を積める環境づくりを大切にしています。

Story 03多様性をもった「個」の集まりが、事業を成長させてきた。

ハイペリオンは、個々の特性や成長に応じたプロジェクトを任せていくスタイル。さまざまな業務経験や考え方を持ったエンジニア一人ひとりを尊重することで、自社でできる仕事の幅が広がり、年商は18億円まで成長しました。エンジニアのサポートをする小尾は、社員の仕事を見て回って現在地を把握するだけでなく、次はどんなスキルを身に付ければいいかを判断するといいます。

株式会社ハイペリオン

「いいところは尊重して、成長につながる課題を見つけてあげたい。でも背伸びさせすぎるとつらくなるだけ。だから適切な負荷をかけて、無理なく成長してもらえればいいと思います」。

多様性を尊重するという考え方は、制度面にも活かされています。例えば「役員立候補制度」は、会社や職場環境を良くするアイデアをマニフェストに掲げ、当選すると予算がつき、役員として自ら推進するものです。役員報酬が出て、役員会にも参加します。これによって社員間交流企画、サークル活動などが誕生。周囲と連携してより良い環境をみんなで作ろうという連帯感が生まれています。

Story 04「この人たちと働きたい」と思える会社を目指して。

前年比2倍のスピードで成長を遂げてきたハイペリオン。今後は、ITコンサルティングのノウハウとリソースを強みに、得意な物流領域で自社ソリューションの開発に挑戦します。急速にICT化が進む物流業界で、常に最新技術にアンテナを張りながら、現場の課題に寄り添うソリューションを開発していく計画です。

株式会社ハイペリオン

そして事業を通じて目指す姿は、社員に「この人たちと一緒に働きたい」と思ってもらえる会社だと小尾はいいます。「仕事は大変でも、このメンバーとだったら頑張れる、そんな集団になれたらいいですね。小さな目標を掲げて、それを達成するごとに自信とスキルが積みあがっていく。その道しるべに私がなれたらいいと思います。もしやりたいことが今の環境でできなければ、新しいポジションをつくったり、事業を起こすのだっていい。途中、くじけそうになったらいくらでも手を差し伸べます」。

※掲載している内容は取材当時のものです