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株式会社Arent 株式会社Arent
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設計士の技術をデジタル化して、
創造だけを手元に残す。

株式会社Arent

「設計を再設計する」をミッションに、世界に誇る技術をアップデートし、社会実装までやり抜くことを自らの役割として掲げている。熟練のエンジニアが持つ暗黙知のモデル化に加えて、起業から事業化までDXにフルコミットするビジネスモデルが特徴。千代田化工建設株式会社との合弁事業『PlantStream』では、プラント設計のエンジニアが持つ膨大なノウハウをアルゴリズム化し、精度と速度を兼ね備えた「自律型」CADシステムを開発した。

株式会社Arent 代表取締役 鴨林広軌 Hiroki Kamobayashi 京都大学理学部を卒業後、株式会社MU投資顧問に入社し、アナリストやファンドマネジャーとして活躍。2012年にグリー株式会社に転職、BIエンジニアとしても多くの実績を残す。2015年に独立し、株式会社アストロテックを創業した後、Arentの前身である株式会社CFlatの役員も兼任。現在は株式会社Arentの代表を務める。

作業は機械に任せて
創造のみを設計士へ

株式会社Arent

株式会社Arent 代表取締役 鴨林広軌 Hiroki Kamobayashi

社名と事業に込めた想い。

日本が世界に誇る高難度の設計技術。その多くは、熟練の職人が持つ長年の経験に裏打ちされた感覚に依存しており、体系化されていません。数万本レベルの配管設計は手作業のみで行われ、マンパワーも必要。関わる人員が多い分、修正も困難でした。そんな設計士の過負荷な日常を革命するべく立ち上げたのが、『Arent』です。社名は20世紀の卓越した思想家ハンナ・アーレント氏の名前にちなんでおり、人間の本質は「創造」にあるとする、彼女の主張を敬したもの。作業は機械に任せて、創造のみを人が担う――そんな合理的で幸福な設計現場の未来を見据えています。

リスクをともに負う、珍しいビジネスモデル。

職人の世界で変革を起こすには、業務への深い理解と、クライアントのリスク軽減が不可欠です。そこで私たちは開発だけではなく、社会実装にもフルコミットし、事業化をまるごと支援するビジネスモデルを構築。世界的プラントエンジニアリング企業、千代田化工建設株式会社との合弁事業『PlantStream』を立ち上げ、設計士のノウハウがアルゴリズム化された「自律型」CADシステムを開発しました。これにより、パイプ配管1本につき4時間かかっていた設計はわずか0.01秒に短縮され、飛躍的な生産性向上とデジタルによる知の継承を達成しました。

これまで成しえなかったことを
Arentが実現する

未知の世界に勝ち筋を創り出す力。

『PlantStream』の反響は大きく、他の大手企業からの引き合いも相次ぎました。当初より1プロジェクトとして完結するつもりはなく、始動から2年後にはJV「株式会社PlantStream」を設立。2020年11月にはその課題解決力が評価され、みずほ銀行が有望なイノベーション企業を表彰する『Mizuho Innovation Award』を受賞。業界の現状を深く把握する「コンサルティング力」、数学のセンスで暗黙知をモデル化する「エンジニアリング力」、社会実装する「マネタイズ力」。これらゼロイチを切り拓く力があってこそ成しえたことだと思います。

アウトプットとインプットを両立できるメンバー。

業界的にも珍しいフルコミットのビジネスモデルが成立したのは、「アウトプット」と「インプット」の両方に貪欲なメンバーがArentに集っているからです。彼らは、細かい指示がなくともどんな成果を出すべきか考えて自走できるため、年齢や入社年次に関係なく仕事を任せられる。また、各自得た情報を体系化・共有する習慣があるため、結果的に組織全体の知識レベルも上がりつづける。海外在住のフルリモートエンジニアがいたり、SEやプログラマなど実装フェーズのみを担う人も深い業界知識を身につけていたりするのは、Arentならではの景色ですね。

ニッチトップを積み重ねて
フィールドを海外へ広げていく

業界特化型のシステム開発を続けていく。

Arentはこれからも、専門的な技術を持つ業界をクライアントとしたシステムの開発を続けていきます。ニッチトップな事業は一つひとつのサービスのTAM(※)が大きくないです。そのため投資家にとってさほど魅力的に映らず、起業家も参入しづらいです。しかし、だからこそ工夫のし甲斐があり価値発揮できることも多い。利益率の高いサービスが育つのも大きな特徴です。日本には他国より優れた技術が沢山ありますが、その価値を上手にマネタイズできていない企業が多く、もったいないなと感じます。私たちが持つ「暗黙知をモデル化する力」は、日本が秘める可能性を大きく開いていく推進力になると信じています。

※Total Addressable Market:ある市場で「獲得できる可能性のある最大の市場規模」

課題解決を楽しむ仲間を、海外からも。

今後は、これまでのように顧客と共にビジネスを作るのではなく、Arent独自の自社プロダクトを作っていきます。もちろん簡単なことではありません。しかし、これまで培ってきたさまざまなノウハウと技術力があれば、間違いなく世界の建設設計を変えられるようなプロダクトをつくれると確信しています。
弊社ではフルリモートで開発を行うメンバーも多く、開発拠点を日本に限るつもりはありません。国内外問わず優秀なエンジニアを仲間に迎えたいと考えており、ベトナムやインドに開発拠点を整えています。近い将来、Arentのメンバーが持つ課題解決力をグローバルに発揮していける日がくると確信しています。

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