

「アソビ」と「ビジネス」の
境界で、
革命を起こす。
バヅクリ株式会社
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設立以来、アソビメディア『PLAYLIFE』を皮切りに、“アソビ”をテーマにした多彩なプラットフォームを提供してきた。2020年にはBtoB領域へと舵を切り、オンラインチームビルディングサービス『バヅクリ』をリリース。現在、大手顧客を中心に300社以上もの顧客を擁するサービスへと急成長を遂げている。社名のプレイライフ(PLAYLIFE)には、「人生をアソビ倒せ」というメッセージを込めている。
プレイライフ株式会社 代表取締役CEO 佐藤 太一 Taichi Sato 株式会社ディー・エヌ・エー、アクセンチュア株式会社等、ビジネスの最前線でキャリアを積んできた。「この世から孤独を無くす」という志を掲げ、2013年にプレイライフ株式会社を設立。
なくてはならないのに、
見過ごしていた“アソビ”。

バヅクリ株式会社 代表取締役CEO 佐藤 太一 Taichi Sato
「元々、 “世の中から孤独を無くしたい”という思いをずっと持っていました」
そう明るく話す佐藤さんだが、プレイライフ創業に至るまでの経緯は壮絶だ。
持ち前の熱心さがたたり、過重労働に次ぐ過重労働に耐え続けた会社員時代。心身ともに限界を迎え、死の一歩手前まで至ったほどであったという。
「走馬灯を見たんです。子どものころ、友達と秘密基地やいかだを作って遊んだとき。オリジナルのかくれんぼゲームを作って走り回ったとき。大学時代に組んでいたバンドのステージで全員が一体になったとき……どれも、“アソビ”の記憶でした。モノもお金も、何もなくてもみんながつながっていられた楽しい記憶です」
すんでのところで命を取り留めた佐藤さんの胸には、「“アソビ”は人生に不可欠なものである」という確信が宿っていた。「世の中から孤独を無くす」という思いと“アソビ”が結びつき、病床で一気に事業計画を書き上げる。
——人が、立場も肩書も関係なくシンプルにつながれるツールとして、“アソビ”の可能性を広げていきたい。
その思いのもと、創業の礎となったアソビメディア『PLAYLIFE』を立ち上げ、プレイライフ株式会社を設立。そこからたった数年で月間利用者数340万人を超えるサービスにまで育て上げた。
「“アソビ”で、この世から孤独をなくしてみせる」。その信念が、プレイライフ株式会社の出発点だった。
ブレない軸があるから、変化できる。

一人ひとりが“アソビ”の提案者となれるユーザー投稿型メディア『PLAYLIFE』は、会社の屋台骨を支えるサービスとして順調に育っていった。レジャー・グルメ・ドライブなど、実体験をもとにした多彩な“アソビ”のプランがユーザーによって日々更新され、“アソビ”のもとに人々はどんどんつながっていった。
しかし、創業から6年後の2019年。佐藤さんの考え方にある変化が起こる。
「BtoC領域での“アソビ”の提案はもはや飽和状態にあるな、と。旅行サイトやSNSは世にあふれているし、“PLAYLIFEだけにできること”に限界が見え始めていました。だったら、最も“アソビ”とは無縁である“ビジネス”の世界に提案できることは無いか? このころから、BtoB領域での新サービスの構想を練り始めたんです」
そして、2020年。世界中に変化の波が押し寄せた。くしくも、佐藤さんが本格的に『PLAYLIFE』とは別の可能性を探し始めたタイミングだった。
“アソビ”メディア『PLAYLIFE』は利用数が激減。会社の業績も前年度比95%減と一気に苦境に立たされた。
しかし、だからといって焦る必要は無い。佐藤さんにはやるべきことが既に分かっていた。
「外出自粛が求められる中で、人とのつながりや絆が弱くなっていくことに課題を感じる人が増えましたよね。それは企業・法人も同じでした。“人と人をつなげる・孤独を無くす”ことは、私たちの専門領域。まさに今、BtoB領域に踏み出すチャンスが訪れたんだということが分かりました」
東京都に初めての緊急事態宣言が発令されていた2020年5月。当時のプレイライフ株式会社のメンバーたちは、総力戦で新サービス開発に乗り出す。そして、たった3日間で法人向けオンライン“アソビ”チームビルディングサービス『バヅクリ』の立ち上げを成し遂げた。
教育研修・チームの関係構築・内定者フォロー・メンバー間の気軽なコミュニケーションの創出など、“アソビ”の切り口から組織づくりに貢献するメディア『バヅクリ』。
やがて国内300社もの顧客に選ばれることになるこのサービスも、やはり「この世から孤独を無くす」という志のもとに誕生したのである。
世の中から孤独を無くすために。

「『バヅクリ』でも、“アソビ”というテーマを主軸にしていることは変わりません。BtoB領域の『バヅクリ』で実績をあげることで、一層“アソビ”の重要性を世に広めていくことができると思っています」
価値観を絵で表現して共有し合う「おえかきワークショップ」。
自分が大切にしていることを発掘するための架空の電話「もしもモシモシ」。
本音のコミュニケーションを促す「オンライン焚き火」。
『バヅクリ』で提供するプログラムは多種多様だ。
2020年8月の本リリース直後には、みずほ銀行、中外製薬株式会社、アイシン精機株式会社(現・株式会社アイシン)など名だたる大手企業との取引もつながった。業績は95%減から一転、6カ月間で2,300%の急成長。メディアへの露出も顕著だ。社名で検索すれば、多くの取材記事を見つけることができるだろう。
「アソビを通して知識を深め、そして人と人とが一層強くつながっていってくれればと思っています。そして、多くの働く人たちに元気になってほしい。それが、私たちが『バヅクリ』を通して成し遂げたいことです」
2021年現在、『バヅクリ』の参加人数は延べ10,000人を超えた。さらには、新サービスも続々とリリースされる予定だ。「組織の人間関係を数値化して見られるシステム」や、「ビル一棟をまるごと巻き込んだコミュニティづくり」など、いずれも『バヅクリ』で得た知見を活かしたものである。
そして上場の先には、「医療」と「教育」の分野への参入を予定しているそうだ。
「“アソビ”のないところに“アソビ”でチャレンジする。孤独に苦しむ人が一人もいない世界を作る。チャレンジは壮大ですが、世の中に爪痕を残せる挑戦だと思っています。これからも、面白い“アソビ”を提案していきますよ」
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