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doda転職イベント・セミナー 開催レポート

オンラインコミュニケーションはうまくいかなくて当たり前
面接で必要な準備とは
Web面接対策セミナー

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2021.3.18開催レポート

株式会社HRディレクション・パートナーズの平尾英治さんを講師に迎え、オンラインセミナー「Web面接対策セミナー」が開催されました。
平尾さんは過去6,000社以上の企業の採用に携わった経験を元に、2020年から主流になりつつあるWeb面接において必要なスキルや、オンラインでのコミュニケーションについてアドバイス。
「オンラインでは、コミュニケーションがうまくいかなくて当たり前。だからこそ準備が何より大切」という心構えのもと、Web面接対策における基本の“キ”を改めておさらいしていった本セミナー。当日のハイライトを、少しだけお伝えします!

登壇者紹介

平尾 英治さん
(株式会社HRディレクション・パートナーズ代表取締役)
企業・求職者向けの研修・コンサルタント業務を企画・設計し、自らも講師を務めるシニアコンサルタント。【略歴】1991年株式会社リクルート(現・株式会社リクルートキャリア)に入社、HR事業部門に所属。2012年株式会社トライアンフ入社。2014年6月株式会社HRディレクション・パートナーズを設立し、代表取締役に就任。【保有資格】米国CCE,Inc.認定GCDF-Japan キャリアカウンセラー 社団法人ビューティフルエージング協会認定ライフデザイン・アドバイザー
 

当日のプログラム

セミナーではWeb面接の基本・注意点を解説したのち、動画を使ってオンライン面接のNG例を見つつ、実践を想定したセミナーとなりました。

1.セミナー

  • トークテーマ1

    Web面接の基本・注意点

    Web面接に必要なツールの準備をはじめ、カメラ越しでのコミュニケーションにおける話し方や目線の合わせ方、開始と終了の流れまで細かくポイントを解説。Web面接における、面接官向けのマニュアルまで公開!

  • トークテーマ2

    人の振り見て我が振り直せ!~動画で分かる良い例・悪い例~

    あいさつ、自己紹介、志望理由、逆質問、退出の5つのシーンのNGパターンとOKパターンの動画を見ていきました。面接ツールの設定や面接時の背景など、準備段階にも注目。面接官の観点から、Web面接のポイントを伝えました。

2. 質疑応答

 

セミナー内容紹介

当日のプログラムの中からお話しした内容の一部を、少しだけご紹介します!

面接の前に、ツールを使って画面越しの練習を

平尾さん:Web⾯接のスタイルはZoomなどのオンラインツールを介して行う形式が⼀般的です。応募企業がどのツールを使用するか事前に確認しておき、はじめて利用するツールの場合は⼀度アクセスして問題なくつながるかを確かめておきましょう。また、Web⾯接本番に似た形式で⾯接練習を⾏って、やりとりの様⼦を録画しておくことをおすすめします。話し方や表情、目線など、画⾯越しに⾃分がどう映り、相⼿にどう⾒えるのかを客観的に把握でき、改善点が見つかるはずです。

Web面接での「印象管理」に注意

平尾さん:私が行っている面接官向けの指導では、遅刻や目線など、評価項目以外のチェックポイントを設けています。こうした振る舞いにより即NGになることはありませんが、選考基準に勘案される場合があります。例えば目線を変えるだけでも大きな違いが出ますので、印象管理は大切にしましょう。しぐさやアイコンタクトなどの表情、抑揚がつきハッキリとした声、できる限り結論ファーストな話し方、といった総合的な振る舞いから、面接官は対人印象を感じます。

質疑応答|平尾さんのアドバイスをピックアップ!

質疑応答では、すべての質問に平尾さんがアドバイスしながら回答。いくつか質問をピックアップしてご紹介します。

Q

トラブルによりどうしても接続できなかった場合、別の日に面接を設けてもらうことは可能でしょうか?

平尾さん:機材やネット接続トラブルによるものでしたら、別日程の面接をリクエストすることはまったく問題ございません。失礼に当たるものではないでしょう。

Q

面接の練習を誰かに見てもらうのが恥ずかしいです。自分で確認しても良いものでしょうか?

平尾さん:確かに、友人に面接を見てもらうのって恥ずかしいですよね。ご自身だけで面接練習の動画を見るのも、良いセルフチェックになります。自分でレコーディングした動画を見ながら、話の間の取り方や声の大きさなどをチェックしましょう。

Q

背景はシンプルな画像など、バーチャル背景に設定しても良いのでしょうか?

平尾さん:本来は問題ないはずですが、私が過去にお会いした面接官の中には『バーチャル背景の、画面のチラツキが気になる』という声もありました。不快感を与える可能性はゼロではありません。バーチャルの背景の使用は避け、できる限りシンプルな壁を背景にするほうがベターでしょう。

終了後のアンケートで、参加者の皆さんから寄せられた声を一部ご紹介します!

注意点などの基本事項を踏まえながら、NG例を動画で再確認でき大変分かりやすかったです。

Web面接をしたことがなかったので、気をつけることや、採用担当者側が気にしていることを確認しておきたかったのですが、それを確認できたのが良かった。

実例を提示してのご説明だったので、面接官が受けるであろう印象を実感することができました。

 

転職について悩んでいる人へのメッセージ

最後に、Web面接に対して不安を抱える方たちに向けて、平尾さんからメッセージをいただきました。

コロナ禍の影響により、選考においてオンライン化を図る企業が一気に増えました。Web面接が主流となった昨今の転職活動においては、多くの候補者が「Web面接では面接官の表情や反応が分かりにくい」といった不安を感じているのではないかと思います。また、私自身キャリアカウンセラーとして皆さんのお悩みをお聞きしていると、「転職活動を行うにあたって自己肯定感がなく、ネガティブな気持ちが先行してしまう」という共通点を感じます。

セミナーでは、ひとつでも不安を解消して、皆さんが前向きに転職活動へアクセルが踏めるよう、そして自分に自信を持ってWeb面接に臨めるよう、一人でも多くの背中を押したいと考えています。

Web面接の準備と対策において、ネット上の情報ではさまざまな意見や考え方があり、混乱されている方も多くいると思います。何が正解なのかがよく分からないという方はぜひ、本講座にご参加ください。

Web面接に必要なスキルをオンラインセミナーで身に着けよう
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