蛭田さん：企業によって求める人材像は変わります。応募先ごとに使い分けたほうが良いでしょう。応募先に合わせたアピールをすることで、自分がその企業にマッチしていることがより効果的に伝えられますよ。

蛭田さん：業務内容や職種の関係上、数字で実績が示せない場合もありますよね。その場合は、自分がどのような目標やこだわりを持って働いてきたかを記載しましょう。またそれを達成するために、どんな取り組みを行ったか、周りの方とどのようなコミュニケーションを取ったかなど、これまで工夫してきたことを具体的に書けば魅力的なアピールになるでしょう。

蛭田さん：「一身上の都合」以上に、退職理由を詳しく書く必要はありません。しかし面接では必ず聞かれるポイントでもあるため、回答の準備はしっかりしておくべきです。理想は志望動機につながる前向きな答え方をすること。「退職理由をストレートに答えると、志望動機につながらない」という場合は、どんな理由で現職から志望先に魅力を感じ、転職のきっかけとなったのかを整理しておきましょう。

蛭田さん：志望動機は異なる業界に惹かれた率直な理由で問題ありません。さらに魅力的な志望動機にするためには、今の業界で感じている問題意識を提示した上で、新しい業界にチャレンジしてその問題を解消したい姿勢をアピールしましょう。自己PRは、どこの業界でも通用するビジネスパーソンとして一般的に求められるスキルをアピールすることがおすすめです。