スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

「ITエンジニア職」としてのキャリアの未来
~リアルな事例で見る、新たなキャリアの可能性~
2023年11月16日開催

シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加

dodaキャリアアドバイザーの松井貴史と飯塚正隆が講師を務めるオンラインセミナー「『ITエンジニア職』としてのキャリアの未来~リアルな事例で見る、新たなキャリアの可能性~」を開催しました。
現在、ITエンジニア職に就いている方や、これからチャレンジしてみたいと思っている方に向けて、具体的な転職事例を交えながら、キャリアの可能性についてお伝えしました。
今回は、セミナーのハイライトを少しだけお伝えします!

登壇者紹介

松井 貴史/写真
松井 貴史(まつい・たかし)
司会

2007年に株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)へ入社。
IT・ネット業界を主として、メーカー・商社・金融・無形サービス・販売接客の各領域でキャリアアドバイザーおよびリクルーティングアドバイザーを経験。
現在は、キャリアアドバイザー領域のマネジメントを担当しながら、新規事業企画推進・人材育成企画運営・小中高生向けCSRなどに取り組む。
「絶対的な答えのない時代に、自身の納得感を持って生きていく人を増やしたい」がモットー。
西本 彩依子/写真
飯塚 正隆(いいづか・まさたか)
dodaキャリアアドバイザー(ITエンジニア職担当)

前職では、システムエンジニアとして要件定義からテストまでの一連の開発工程を経験。その後、エンジニアの方への転職支援を行いたいとの思いから、パーソルキャリア株式会社に入社。アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、ITコンサルタントの方を中心に、転職支援を行う。前職のシステムエンジニア経験を活かした、スキル把握力と業界理解力をもとに、エンジニアの方の転職サポートを得意としている。

当日のプログラム

  • 1. 開始~概要説明

  • 2. セミナー内容

    第1部 ITエンジニア職とは
    第2部 ITエンジニア職の可能性について

  • 3. 質問タイム

  • 4. まとめ~終了

ITエンジニア職とは

セミナーの第1部では「ITエンジニア職」について、具体的な仕事内容を踏まえながら詳しく解説しました。

ITエンジニア職の役割と業務内容

松井 貴史/写真

松井 ITエンジニア職の役割は、情報技術に関する専門的なスキルや知識を活用して、システムやITインフラを設計・構築・運用することです。

ITエンジニア職と一言でいっても、具体的な業務内容は多岐にわたります。業務システム開発であれば、はじめに業務要件定義やシステム要件定義があり、そこから基本設計、詳細設計、開発、テスト、保守運用に進んでいきます。

コンサルやプライムと言われる立場の企業は、エンドユーザーと近い場所で開発の上流工程を担当します。そして、上流で設計されたシステムは、構築を担当する企業の手によってシステム化されていきます。

また、昨今はエンドユーザーのビジネスの広がりに伴い、次のような新しい職種も生まれました。

  • データサイエンティスト
  • AIエンジニア
  • クラウドエンジニア

セミナーでは、開発のプロセスを詳細に説明しながら、新しい職種について具体的に紹介しました。詳細を知りたい方はぜひアーカイブ動画を視聴してみてください!

「ITエンジニア職」としてのキャリアの未来 アーカイブ動画

イメージ画像

ITエンジニア職としてどのようなキャリアを歩んでいくか悩んでいる方へ。本動画では、ITエンジニア職に求められる役割・スキルやキャリアの可能性について、キャリアチェンジやキャリアアップの事例を紹介しています。

アーカイブ動画を見る

ITエンジニア職の役割と業務内容

松井 貴史/写真

松井 先述したように、企業のDX推進や新しいニーズを受けて需要が高まるITエンジニア職ですが、採用ニーズも年々高まっています。

経済産業省のデータによると、ITエンジニア職の不足数はどんどん増加しています。

企業の求人数も好調に増えており、ほかの業界と比較しても群を抜いてITエンジニア職のニーズが高まっています。dodaにおける転職求人倍率も10倍を超えています。

ITエンジニア職の可能性について

セミナーの第2部では、「ITエンジニア職の可能性について」というテーマで、リアルな転職事例を紹介しました。

ITエンジニア職未経験からのキャリアアップ

西本 彩依子/写真

飯塚 社会人歴3年目の25歳の男性の転職事例をご紹介します。これまで銀行で営業職に就いていました。その後、ITアウトソーシング企業のプログラマへの転職を勝ち取り、ITエンジニア職未経験からのキャリアアップを実現しました。

企業から評価されたポイントは次のとおりです。

  • IT資格の自己研鑽
  • 自宅でアプリケーション開発
  • 主体的に業務に取り組む姿勢

IT業界は深刻な人手不足に悩まされているため、企業としても転職者の素養を確認して、育成する前提で採用するケースが増えています。

ITエンジニア職からのキャリアアップ

西本 彩依子/写真

飯塚 社会人歴2年目の24歳の女性の転職事例をご紹介します。これまで3次請けのITアウトソーシング企業でプログラマとして働いていました。具体的な業務は、主に開発・テスト・保守運用でした。

その後、1次請けの大手SIerのシステムエンジニアに採用されました。そのため、業務要件定義・システム要件定義・基本設計という上流工程の業務を経験することができ、年収も150万円程度アップしました。

下流工程から上流工程にさかのぼる形でキャリアアップできた好事例です。

異業種へのキャリアチェンジ

西本 彩依子/写真

飯塚 社会人歴3年目の25歳の女性の転職事例をご紹介します。これまでSIerでシステムエンジニアとして働いていました。その後、システムインテグレータの人事職に転職しています。

企業から評価されたポイントは次のとおりです。

  • プロジェクトを推進した経験
  • リクルーターや新人研修の講師経験
  • これまでのIT業界での知見

ここでもIT業界の人手不足が関連しており、転職者は自らの経験を活かして「IT人材を採用できる人事」としてのキャリアを切り拓きました。

セミナーでは、「ITエンジニア職未経験からのキャリアアップ」「ITエンジニア職からのキャリアアップ」についてほかにも3つの事例を紹介しました。ほかの転職事例を知りたい方はぜひアーカイブ動画を視聴してみてください!

「ITエンジニア職」としてのキャリアの未来 アーカイブ動画

イメージ画像

ITエンジニア職としてどのようなキャリアを歩んでいくか悩んでいる方へ。本動画では、ITエンジニア職に求められる役割・スキルやキャリアの可能性について、キャリアチェンジやキャリアアップの事例を紹介しています。

アーカイブ動画を見る

質疑応答

ここからは、本セミナー内でお寄せいただいた質問と、松井・飯塚による回答の一部を紹介します。

Q

未経験の場合、下流工程より上流工程への転職のほうがしやすいでしょうか?

西本 彩依子/写真

飯塚 未経験の場合、下流工程への転職のほうがしやすいです。これは、実際にシステムを開発する下流工程の知見がないと、どのようなシステムを作るかを決める設計の業務への対応が難しいためです。

松井 貴史/写真

松井 エンドユーザーと直接話しながらシステムについてすり合わせていく職種には、IT営業やプリセールスもあります。システム開発にどのような立ち位置で従事していくかによりますが、必ずしも技術面からの関与を重視しないのであれば、それらの職種への転職も選択肢になると思います。

Q

社内のキャリアアップより転職のほうが年収を高めやすいでしょうか?

西本 彩依子/写真

飯塚 IT業界の場合は、転職したほうが年収アップできる傾向があります。IT業界で転職すると、現年収よりも50万円以上アップするようなケースは少なくありません。場合によっては、150万円アップという例もあります。これまでの経験を活かした転職であれば、年収アップに成功した方も少なくありません。

松井 貴史/写真

松井 スタート時にしっかりと経験を積むと、その後の転職で年収をどんどん上げていけます。ITエンジニア職は夢のある職種です。

Q

サイバーセキュリティに関連する業種にはどのようなものがあるでしょうか?

西本 彩依子/写真

飯塚 サイバーセキュリティに関連する具体的な業種には、次のようなものがあります。

  • ホワイトハッカー
  • 脆弱性診断
  • セキュリティコンサルタント
  • CSIRT(Computer Security Incident Response Team:シーサート)

昨今、サイバーセキュリティのニーズが高まっています。場合によっては、上述の仕事を未経験で募集する企業もあります。

松井 貴史/写真

松井 企業のビジネスニーズが広がると、自然とセキュリティの範囲も広がります。インシデントを未然に防ぎたいのか、防御に焦点を当てたいのか、起きてしまったインシデントの解消に力を入れたいのかという切り分けで、希望する業務を決めてもいいと思います。

セミナーでは、ほかにも次のようなご質問を頂戴しました。

  • IT職でどのくらいの経験を有する人がキャリアアドバイザーを利用しているのでしょうか?
  • 人工知能が発達する中で、IT業界の転職難易度は上がっているでしょうか?

これらのご質問の回答を知りたい方は、ぜひアーカイブ動画をご覧ください!

「ITエンジニア職」としてのキャリアの未来 アーカイブ動画

イメージ画像

ITエンジニア職としてどのようなキャリアを歩んでいくか悩んでいる方へ。本動画では、ITエンジニア職に求められる役割・スキルやキャリアの可能性について、キャリアチェンジやキャリアアップの事例を紹介しています。

アーカイブ動画を見る

参加者の声

  • 30代前半 医療系専門職

    現在、他業種からのキャリアチェンジのために専門のスクールに通いながら、転職活動をはじめようとしています。同じような方のケースを聞くことができ、これからすべきことのイメージが湧き、大変参考になりました。

  • 40代後半 事務・アシスタント

    IT業界未経験者でも転職できるキャリアの事例がたくさんあり、またキャリアアップの事例もあり、とても参考になりました。今後の転職活動に活かしたいと思います。

  • 20代後半 事務・アシスタント

    ITエンジニア職に限らず、新たなキャリアの可能性を模索するヒントがたくさんあり大変勉強になりました。

転職活動に役立つ無料セミナーを多数開催中!
直近の開催日程を見る
シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加