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海外で働くには?年収は?語学力は?
未経験でも大丈夫?海外転職の方法や必要なスキルを解説

更新日:2024/3/29

「海外で働きたい」と海外転職を考えていても、何からはじめればよいか分からない、どんな働き方や条件があるか分からないという方もいるのでは。海外に現地事務所を持ち、海外求人も取り扱うdodaが、海外転職を検討する上で、はじめに知っておきたい基礎知識をお伝えします。

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海外で働くには?海外転職をするための4つの方法

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「海外で働く」といっても、働き方はさまざま。現地採用、海外駐在、ワーキング・ホリデーと、代表的な就業方法から、自分に合った働き方を考えてみましょう。

1.日系企業の現地採用

現地採用とは、海外の現地にある企業と直接の雇用契約を結ぶ働き方です。日系企業に限らず、現地企業や外資系企業に勤めることも含めて、現地採用と呼ばれています。

日系企業で現地採用される場合、本社と現地事務所との調整や、日系企業の顧客対応など、日本在住者だったからこそ任せられる仕事がメインです。駐在員や日本語が分かる現地の方と働くこともあり、語学力にあまり自信がなくても挑戦しやすいのも特徴の一つです。また、ローカルスタッフをまとめる役割を担う機会も多いです。日本では経験したことがない業務にチャレンジし、キャリアの選択肢を広げられる可能性があります。

2.海外企業の現地採用

「海外企業の現地採用」の場合、現地企業や外資系企業と直接の雇用契約を結びます。働く国・地域や職種によって、求められる役割は異なります。日系企業との接点がない仕事の場合、日本語を使う機会は少なく、英語や現地語の高いレベルを求められます。

3.日本企業の駐在員として海外赴任

日本の企業で雇用されたまま海外赴任するのが、いわゆる「海外駐在」です。期間は短くて2~3年、長くて10年以上と、会社の方針によってまちまちです。赴任先も会社の方針によって決まるため、社員の希望が反映されるとは限りません。しかし、駐在を前提とした中途採用の場合、派遣先や業務が決まっているケースもあります。明確に働きたい国やエリアが定まっており、経験やスキルが活かせる求人がある場合は選択肢の一つになるでしょう。

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「現地採用」と「海外駐在」の詳しい違いについて気になる方は、こちらをチェック
海外で働く場合の「海外駐在」と「現地採用」の違いとは?

4.ワーキング・ホリデー制度で滞在

青少年を対象に、国際交流を目的として、対象の国・地域で就労や旅行が可能となるビザを取得できる制度です。年齢は18~30歳までで、29の国・地域が対象です(2023年8月現在)。

主として休暇を過ごすことを意図とすること、子または被扶養者を同伴しないことなどが発給要件に挙げられているため、ワーキング・ホリデービザでの労働はあくまでも現地の生活を下支えするものが中心となります。その国・地域の接客言語を学べて採用ハードルの低い、飲食店のウエイターやキッチンスタッフ、ホテルのフロントやハウスキーピングを経験する方が多いです。

「外資系で働きたい」「語学を活かしたい」等 志向別の働き方については、こちらをチェック
グローバルな仕事・働き方【8つの志向タイプで探る】

海外で求人の多い職種。未経験でも海外で働くことはできる?

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海外で働く方法はさまざまですが、海外で働いた経験がなかったり、スキルに自信がなかったりしても挑戦できるか気になりますよね。海外勤務未経験者でも採用につながりやすい職種を紹介します。

海外で求人の多い職種は?

営業職

募集が最も多い職種は営業職です。日系企業の法人営業、取引実績がある顧客へのルート営業など種類はさまざまで、業種も多岐にわたります。営業経験があると採用の可能性が高まりますが、職種未経験でも応募できる求人も多いです。今後のキャリアを見据え、興味のある業種に営業職として飛び込んでみるのもよいでしょう。

海外営業の仕事内容ややりがいが気になる方は、下記記事もあわせてチェックしてみてください。
海外営業の仕事内容とは?やりがいは?英語などの必要スキルについても解説

専門職種

専門職種は資格や実績が求められる分、条件が合致すれば採用の可能性が一気に高まります。多い求人は、ITエンジニアやプロジェクトマネジャー、建設関連の施工管理士、エンジニア、工場での技術専門職、生産管理責任者などです。また、現地スタッフのまとめ役になるマネジャー候補としての働きも期待されます。

参考記事
エンジニアが海外転職する方法は?メリットや求められる経験・スキルなどを解説 USCPAとは?グローバル・海外転職に役立つ?活かせる転職先は?転職時の注意点も解説

日本での経験、スキルを活かせる仕事

日本語や日本文化に携わる仕事は、日本での経験やスキルを活かせる可能性が高いため求人が多い職種です。代表的な仕事は、日本語教師、寿司職人、日本料理店の調理師やホールスタッフなどです。日系企業が多いエリアでは、それらの企業で勤める人向けの看護師や保育士の職種も需要があります。

海外での勤務経験がなくても働ける?

海外転職で気になることの一つが、海外の勤務経験の有無が有利になるかどうかです。希望する国・地域との関係が強いと、有利になります。一方で、先に挙げた「求人の多い職種」を中心に、海外勤務未経験の方でも応募できる求人もあります。ただし、「なぜ海外で働きたいか」「海外勤務を経た後のキャリアプラン」を面接で問われるため、海外転職をしたい理由の整理や過去の経験の棚卸しをするとよいでしょう。

一方、就労ビザの発給が厳しい国・地域は、海外経験よりも実務経験を重視します。国内で経験を積んでから海外転職に挑戦するのも一つの手です。今のキャリアで海外転職がかなうかどうか、まずはキャリアアドバイザーにご相談ください。

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海外で働く人の年収や語学力などの目安は?

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海外転職を希望する方からよく寄せられる質問が「年収」と「語学力」についてです。海外で働いたときの年収や必要な語学力について解説します。

海外で働く人の年収

働く国・地域によって年収が変わるのはもちろん、海外駐在か現地採用かによっても異なります。海外駐在の場合、在籍企業での給与に海外赴任手当がつくため、高水準の年収が期待できます。また、福利厚生も日本在住時と変わらず受けられます。

一方、現地採用の場合、給与や待遇面は現地の水準で決まります。現地の水準によるため国・地域によっては、日本で働いていたときより低い年収となるケースもあります。とはいえ、日本では経験できない環境で働けたり、外貨を稼げたりと大きなメリットもあります。特に、アジア諸国等日本企業の進出が多い国・地域では現地スタッフを束ねる役割を担うことも多く、現地の平均給与よりも高い水準の年収を得られます。

海外で働く人の語学力

海外で働く場合、国・地域によって求められる語学力は変わります。大きく3つの地域に分けて、必要な語学力の目安をお伝えします。

英語圏

アメリカ、イギリス、オセアニアなど、公用語が英語の国は、会社内でも英語を使用することがほとんどのため、ビジネスレベルの英語(TOEIC850点以上相当)が必須です。また、英語話者が多いヨーロッパ、公用語のひとつが英語であるシンガポールなども英語で業務を進めるため、英語圏と同様にビジネスレベルが求められます。

英語が母国語ではないが通じる国・地域

東南アジアなど、英語が母国語ではないが通じる、かつ日本からの転職者に需要がある国は、日常会話レベルの英語力(TOEIC600点以上相当)で十分です。また日系企業に勤める場合、社内公用語が日本語の場合もあります。

英語を話す文化がない国・地域

中国は中国語、韓国は韓国語、中南米はスペイン語やポルトガル語など、英語を使う習慣がない国・地域で働く場合、現地の言葉の習得を求められるケースも多々あります。駐在で派遣される場合は、日本や現地での語学研修を受けながら就労する人が多いです。

英語力と年収の関係性については、こちらをチェック
TOEIC®テストスコアが高いほど年収は高い!スコア別平均年収と転職成功アドバイス

海外で働くことのメリット・デメリットは?

日本と環境の違う海外で働くのは夢が広がる半面、不安なこともありますよね。ここでは、海外で働く際のメリットとデメリットをお伝えします。

海外で働くことのメリット

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グローバルな視野や感覚が養われる

現地の方々と働くことにより、日本とは異なる働き方や価値観の違いに触れ、国際感覚を身につけることができます。日本流のビジネスが通用しない分、最初は戸惑うことがあるかもしれません。しかし、多様性がより求められる時代に突入した今、海外で働いた経験は大きなアドバンテージとなるでしょう。

ビジネスシーンで使える語学力の向上

会社内に日本人がほとんどいない場合、語学力はおのずと向上します。語学力が鍛えられれば、次の海外転職や帰国時の転職活動でもアピールできます。

外国文化に触れ、オフタイムも充実する

外国での暮らしに興味がある人にとって、「海外に住む」こと自体がすでにメリットと感じるのではないでしょうか。グルメやアートにショッピングと、仕事終わりや週末に街を歩くだけでも新しい発見があり、日常生活も充実するでしょう。

隣接国などに旅行がしやすい

日本に住んでいるときは気軽に旅行がしにくいエリアも、海外に住めば移動が簡単というのもメリットです。特に、ヨーロッパや東南アジアは、LCCや電車などの移動手段が豊富なため、週末の弾丸旅行も実現可能です。

外国人の友達ができる

海外に住めば、日々新しい出会いにあふれています。職場をはじめ、ジムやよく行くカフェなど、いろいろなシーンで出会いのきっかけがあり、日本では知り合うことのない人たちと友達になれる可能性があります。

海外の暮らしやすい国・働きやすい国について気になる方は、こちらをチェック
海外移住したい人必見!おすすめの仕事は?暮らしやすい国・働きやすい国は?

海外で働くことのデメリット

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カルチャーショック

物価、住居、現地の人たちとの交流など、想像を超えた出来事に触れる場面も少なくありません。ただ、カルチャーショックの大半は移住早々に感じるもので、それも「海外生活の面白さ」と割り切ることが乗り切るコツのひとつです。

日本に比べて娯楽が少ない

映画館やゲームセンター、24時間営業のお店が近所にないため、娯楽があまりないと感じる方もいます。一方、広大な土地を活用したアウトドアや現地食材を使った料理など、新たな趣味を見つける方も多いです。娯楽施設など周辺情報が気になる方は、グローバルキャリアアドバイザーに相談してみましょう。

配偶者の現地就労のハードルが高い

就労者が結婚している場合、配偶者が帯同する際に「配偶者等ビザ(帯同ビザ)」が発行されます。国・地域によっては配偶者ビザでは働けない場合があるほかそもそも会社で帯同家族の就労を禁止しているケースもあります。国・地域により条件は異なるため、配偶者の帯同を考えている場合は事前のリサーチをしっかりと行いましょう。

日本の最新情報が得られない

日本から離れれば、日本の流行やニュースを受け取る機会が減り、“浦島太郎状態”になることもあります。しかし、SNSが発達した昨今では、日本で生活しているのと変わらず情報を得ることも可能です。また、海外にいるからこそ得られる情報が多くあり、それらをリアルタイムで得られます。 日本で流行しているものを体験できない歯がゆさはありますが、海外で生活しているからこそ得られる情報に目を向けてみると、海外で働く意義がより深まるでしょう。

ホームシックになる

日本に住む家族や友達と離れれば、ホームシックになることもあるかもしれません。時差があればなおさらでしょう。しかし、今の時代はスマートフォンやパソコンでのビデオ通話が身近になり、ホームシックを紛らわすこともできます。また、日本人コミュニティの活動が盛んな国・地域も多く、同じ気持ちを共有できる人との出会いもあります。心強い仲間ができればホームシックは自然と消えていくでしょう。

社会保険が不十分

現地採用の場合、国の制度や会社の待遇によっては年金、保険などの社会保険が不十分な場合もあります。そうした心配は、民間保険がついている企業を選ぶことで回避できます。これも国・地域によるため、事前にdodaのカウンセリングで聞いてみることをおすすめします。

海外移住で住民票や年金、健康保険などの手続きが気になる方は、こちらをチェック
海外移住で住民票はどうなる?年金や健康保険は?海外転職時の手続きについて解説

海外で働くこと、海外転職の相談は誰にするのがいい?

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海外での働き方はさまざまですが、今後にも活かせる就職や転職ができれば、海外で働くことは自分のキャリアにとって大きな意味のある経験となります。

海外転職は人生の一大イベントのため、事前に相談できる相手がいるといいですが、誰に相談するのがいいでしょう? 海外経験のある友人や同僚からはリアルな体験談を聞けるかもしれませんが、最新の事情や客観的なアドバイスはもらえないかもしれません。

dodaのグローバルキャリアアドバイザーは、海外求人のご紹介はもちろんのこと、海外で働くことへの疑問や質問にもお答えいたします。
また日本国内の求人の中から英語を使う仕事や、海外拠点とやり取りをするグローバルな環境で働ける仕事なども紹介が可能です。幅広い求人の中から、一人ひとりのスキルや希望に応じたキャリア設計をご提案いたします。

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