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海外営業の仕事内容とは?やりがいは?英語などの必要スキルについても解説

更新日:2024/3/6

グローバルキャリアの選択肢の一つとして海外営業に興味を持つ方の中には、「海外営業って具体的にどんな仕事をするの?」「転職する際に必要なスキルは?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。転職活動を始める前に、海外営業のやりがい、転職する際の心構えなども確認しておきましょう。

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海外営業とは?

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海外営業とは、日系企業の中で海外市場での販売促進、販路拡大を担う営業職を指します。取り扱う商材は、インフラ、建設、自動車、機械、半導体、化学、医薬品、化粧品など、日本が誇る高い技術力を活かして作られたものが多いことが特徴です。

参考:dodaグローバル
英語力を活かせる海外営業の仕事

働き方としては、海外駐在という形で現地の企業に対して営業活動をする方法と、日本国内で勤務しながら海外企業に対して営業活動をする方法の大きく2種類に分けられます。日本国内で勤務していても、海外企業への訪問や海外展示会への参加などを目的に世界各地へ出張する機会も少なくありません。

キャリアアドバイザー写真

横山 航介 (よこやま こうすけ)
(以下、横山)

海外営業は、国内営業に比べて担当エリアが広く、アジア、ヨーロッパなど地域別で分けられることも多いでしょう。英語や中国語など、語学力を活かせる場面が多いのも魅力の一つです。

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海外営業の仕事内容とは?

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海外営業の仕事内容は、企業により異なりますが、一般的には以下の2種類に分けられます。

海外駐在をして営業活動をする場合

海外に滞在しながら日本法人の担当者と連絡を取り、市場調査や販売計画、プロモーションなどを行います。海外の現地代理店や販売店との交渉を担当するほか、未開拓のエリアに営業をかけていくこともあります。営業活動以外には、現地工場での確認や指示出しに携わる場合もあります。

国内から海外企業に対して営業活動をする場合

海外の担当者や販売代理店などと連絡を取りながら、販売計画の立案、調整やプロモーション戦略の検討などを担当します。営業活動だけでなく、契約書の作成をはじめとした事務処理など、幅広い業務対応が求められる場合もあります。

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海外営業のやりがい

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海外営業のやりがいとしては、主に以下3点が挙げられます。

ダイナミックな市場に携われる

海外営業のやりがいの一つは、ダイナミックな市場で刺激を受けられることでしょう。アジア、欧州、北米をはじめ、海外にはスケールの大きな市場が多く存在します。海外営業担当として、新たなエリアでの市場開拓を試みる機会も少なくありません。また、海外営業では自分の裁量で動かす金額が大きくなりやすいことも、やりがいに感じられるでしょう。

契約が獲得できたときの達成感が大きい

契約が獲得できたときの達成感の大きさも、海外営業の魅力です。海外営業では、母国語ではない言葉を駆使して仕事をする場面も少なくありません。例えば、海外の営業先に伝わりやすいように資料を作成したり、プレゼンの内容を試行錯誤したりと、価値観が異なる相手に訴求するには国内営業以上に入念な準備が必要になります。

加えて、一人当たりの担当エリアも国内営業に比べて広大になりやすい傾向にあるため、顧客に関するリサーチも楽ではないでしょう。その分、海外の顧客から契約を獲得できたときの達成感は、一層大きなものになると言えます。

異文化に触れながら成長できる

世界中の人との交流ができて、日本にはない文化や慣習に触れられるのも、海外営業ならではのやりがいでしょう。海外顧客とのスムーズなコミュニケーションをとるためには、ライフスタイルや価値観をはじめとした顧客の国の文化や慣習を理解することが欠かせません。

文化の違いに戸惑う場面もあるかもしれませんが、その違いを乗り越えて現地の人と密な交流ができると、営業活動がしやすくなるでしょう。さまざまな国の人たちと仕事をしてみたい、日本にいるだけではできない経験をしてみたいという方には、ぴったりの仕事です。

キャリアアドバイザー写真

横山

語学力を活かせる点や、日本の製品を海外へ広めることで海外と日本の架け橋になれる点も、海外営業の魅力だと思います。実際に海外営業への転職を決めた方にも、その理由を聞いてみました。

■海外転職の決め手
・「配置転換で営業職から異動になったが、日本の製品を海外へ広める仕事にやりがいを感じるため、再度海外営業にチャレンジしたい」
(商社の国内営業→食品商社の海外営業への転職/40代)

・「大手企業の長く働ける環境で、語学力を活かして海外での仕事にチャレンジしたい」
(メーカーの国内営業→不動産業界の海外営業への転職/20代)

・「正社員へのチャレンジを機に、語学力を活かして海外で活躍したい」
(カスタマーサポート→メーカーの海外営業への転職/30代)

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海外営業に必要なスキル

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海外営業でも、国内営業と同じく、顧客折衝力や提案力を活かすことができます。一方で、海外営業だからこそ必要なスキルについても確認しておきましょう。

現地の人とコミュニケーションができる語学力

海外営業では、現地の人や販売代理店と十分な意思疎通を図るための語学力が欠かせません。また、現地の法制度や商習慣、販売ルートといった知識を得るためにも、現地の事情に詳しいパートナーとスムーズにコミュニケーションを取ることが大切です。

取引先が英語圏以外の国でもビジネスの場では英語を使用することが多く、プラスαで中国語が有利になることもあると言います。企業により異なりますが、英語は基本的に日常会話レベル以上を求められることが多いでしょう。

海外営業は、提案先に少人数や一人で行くことも少なくありません。慣れない言語で相手のニーズを汲み取り、業界知識や商品知識を駆使して適切な提案をするのは、母国語の場合よりも骨が折れるでしょう。語学力に自信のない方は、まずはTOEIC600点を目指すことをおすすめしますが、日常会話レベルで満足せず、できるだけ高い英語力を備えた状態で転職できるように勉強しておきましょう。

リサーチ力

海外営業として活躍するには、リサーチ力も大切なスキルの一つです。海外営業は、ヨーロッパ担当、北米担当などエリア別で担当することがほとんど。担当エリアのプロフェッショナルとして、市況感を正しく把握していることを前提として、国内市場との違いを顧客に説明する機会は珍しくないでしょう。

また、担当国と同じように日本の事情についても理解しておくことが重要です。商談時には日本についての説明を求められることもあるため、ビジネス事情だけでなく歴史や文化などについても分かりやすく説明ができると、会話をスムーズに進めやすくなります。自国のことにも関わらず「分からない」という回答にならないように注意しましょう。

異文化を受け入れる柔軟性

異文化を受け入れる柔軟性も、海外営業で大いに活かせるスキルでしょう。海外営業では、文化やルールが日本と大きく異なる地域の顧客を相手にビジネスをすることも少なくありません。

そのような相手に対して営業活動を成功させるには、顧客の国の文化に適した商品や提案の仕方を把握していることが必要不可欠。そのため、まずは相手の価値観や異文化を尊重して受け入れようとする姿勢を持つことの重要さを覚えておきましょう。

また、海外営業では、現地に長期滞在をしたり、現地を生活の拠点にしたりする場合もあります。異文化に戸惑うことがあっても、簡単にあきらめず、現地での暮らしに適応しようとする気持ちも大切です。

キャリアアドバイザー写真

横山

海外営業に限った話ではありませんが、海外と取引する場合は、商品を納品する際に貨物船などの手配が必要になることもあります。納期から逆算してプロジェクトを管理するスキルも身につけておくとよいでしょう。

海外営業へ転職する際の心構え

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海外営業には大きなやりがいもありますが、挑戦するに当たって気をつけるべきポイントもあります。ここでは、海外営業へ転職する際に必要な心構えを見ていきましょう。

仕事にスピード感が求められる

海外営業に限った話ではありませんが、海外企業では仕事にスピード感が求められる傾向にあります。例えば、国内企業であれば一週間かけるような決断でも、海外企業では即日判断されるケースも。海外営業では、海外のスピード感に対応するだけでなく、スピード感の異なる海外と国内の間で柔軟にコミュニケーションを取りながら物事を前に進めていく力も大切になります。

英語力も大切だがそれ以上に営業力も大切

海外営業では、英語力以上に、大前提として営業力が求められることも覚えておきましょう。海外営業では、文化や価値観の異なる相手に対してコミュニケーションを取ることになります。

ビジネスを成立させるために重要なのは、現地の市場特性や商習慣を適切に理解するリサーチ力や、相手のニーズにあわせて商品やサービスの魅力を伝える提案力。そのため、営業経験が浅いという方は、国内営業で十分に経験を積んでから海外営業にチャレンジすることも選択肢の一つかもしれません。

海外営業は、メーカー関連の企業で募集されることが多いため、選考においても取り扱う商材や業界への深い理解を求められるケースが多いでしょう。

海外営業に挑戦したい人はグローバルキャリアアドバイザーに相談

海外営業に挑戦する際には、これまで紹介してきたような心構えも必要な一方で、海外営業ならではの大きなやりがいもあります。

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