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ワーホリ経験の履歴書への書き方は?
帰国後の転職活動で強みをアプローチするには?

更新日:2025/9/29

外資系はもちろん、国内企業でもDXや海外事業部門の強化が進む昨今。ワーキングホリデー(以下:ワーホリ)からの帰国後に転職活動を検討している方の中には、ワーホリ経験の履歴書への書き方がわからない、難しいと感じている方もいるのではないでしょうか。この記事では、ワーホリ経験で得た強みの言語化や、転職活動における履歴書への書き方などを解説しています。

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ワーホリ経験の履歴書への書き方は?

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ワーホリ経験を履歴書に書く際にまず理解しておくべきことは、履歴書には「学歴・職歴欄」「職務要約欄」「自己PR欄」「スキル・資格欄」という4つの主要ブロックがあるということです。1年以上の正規留学やキャリアカレッジなどとの違いとして、ワーホリ経験については、学歴・職歴欄に記載しませんので、注意が必要です。

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職務要約欄でのワーホリ経験のアピール方法

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職務要約欄は履歴書全体の中でも最初に目に入り、企業の採用担当者目線でも書類選考の判断材料となる重要なパートです。ワーホリでの経験を、「いつ」「どの企業で」「具体的にどのような業務をおこなったのか」という情報をおさえながら100~250文字という文字制限の中でストーリーを描く必要があります。
ここでのポイントは、経歴を長々と列挙するのではなく、「課題→行動→成果」というフォーマットに落とし込み、自分の経験に独自性があることを採用担当者に理解してもらえるように心がけることです。また、冒頭に簡単な要約を入れておくことも、読み手に親切でしょう。

いつ、どこの企業で、どのような業務を行っていたのか、250文字程度までを目安に簡単にまとめます。最初に要約を記しておくことで、「この後に何が書いてあるのか」を理解してもらいやすくなります。

ワーホリ経験を職務要約欄に書く際のチェックリスト

・主語が自分自身になっているか
・固有名詞を入れて信頼性を高められているか
・数字やデータなどを示して読みやすさを保てているか
・経験したことを動詞(例:交渉した、改善したなど)で具体的に示しているか
・ワーホリでの成果が国内職歴や志望企業の課題に直結しているか
・結びに応募企業への貢献意欲を示しているか

書き方の例

物流企業で3年間、国際輸送の顧客折衝に従事。カナダでのワーホリ中は現地倉庫で在庫管理システム導入をリードし、棚卸し時間を35%短縮しました。海外現場で培った改善力を活かし、貴社のサプライチェーン最適化に貢献したいと考えています。

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自己PR欄でのワーホリ経験のアピール方法

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自己PR欄でワーホリ経験をアピールする際は、基本的には以下の点をおさえて記載するとよいでしょう。

・渡航を決めたきっかけや課題
・ワーホリ経験で得た学びやスキル
・身についたスキルの仕事への活かし方

ワーホリでは、日本ではできないことを経験できます。どんな目的や課題を持って渡航して、海外経験を通して何を得たのかを整理することで、今後のキャリアで活かせる自分ならではの強みを言語化しておくと、大きなアドバンテージになります。

英語力だけでなくコミュニケーション力を強調

ワーホリ経験を通して身についたスキルをアピールする際には、英語力だけでなくコミュニケーション力を強調することも大切です。英語力については、他のワーホリ経験者も強みとして打ち出すでしょう。

ワーホリ中に直面した異文化のギャップや現場どのトラブルなどについて、自分がどのように調整、対応したかを語ることで、「ビジネスの場で使える英語力」があることを印象づけることができます。具体的な数字などの成果指標がある場合は、合わせて記載することで、英語力とコミュニケーション力の効果的なアピールにつながります。

書き方の例

・ワーホリ先の旅行代理店で、英語と日本語を駆使して予約トラブルを解決し、顧客満足度アンケートを65%→92%に引き上げた。

・ワーホリ先のカフェで、多国籍のスタッフ間でレシピの認識がずれにより廃棄ロスが40杯発生した問題に対して、英語マニュアルとワークショップで標準化して、ロスを80%削減した。

主体性やチャレンジ精神を具体的なエピソードで示す

主体性やチャレンジ精神をアピールすることは、採用担当者に「企業の目標に向かって一緒に歩んでいくことができる人材」だと印象づけることにつながります。状況、課題、行動、結果のそれぞれの項目に沿って、エピソードを語りましょう。

書き方の例

・状況:どのような環境、背景か
(例:ワーホリ先の国のカフェで客足が伸び悩んでいた)

・課題:自分に課された目標
(例:売上を20%伸ばす目標をオーナーから任された)

・行動:時系列に沿って、具体的に起こした行動と工夫
(例:日本式の接客研修をスタッフに提案し、英語マニュアルを自作して週1回のロールプレイを実施)

・結果:課題に対して数値や第三者視点で示す成果
(例:3か月で平均客単価が18%向上し、レビューサイトの評価が★3.2→★4.1に改善)

この順でまとめることで、主体性とチャレンジ精神が立体的に浮かび上がります。
数字での定量的な成果を示しづらい仕事でも、「常連客からの高評価のレビューが▲件ついた」などの第三者視点での評価をエピソードに加えることで、実績としての重みを持たせることができます。

活かせる能力やスキル欄でのワーホリ経験のアピール方法

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活かせる能力やスキル欄でワーホリ経験をアピールする際は、履歴書を見る採用担当者にとってイメージしやすいように、実例を交えながら記載することを意識しましょう。応募する企業の仕事内容に対して、具体的にどのようなことができるのかという視点で記載します。活かせる能力やスキルを整理する際は、語学力のように数値で示せる「ハ―ドスキル」と、異文化適応力、問題解決力、チームビルディング力などの「ソフトスキル」に分類して考えるとわかりやすいでしょう。また、経験については職務経歴書で深堀することになるため、ここではあくまでも読みやすさを重視した箇条書き程度にとどめることをおすすめします。

書き方の例

・英語力:TOEIC845、英語会議進行経験あり

・Excel:ピボットテーブルや基本的な関数の使用が可能

・Word:報告書や基本的な文書の作成が可能

・異文化調整力:スタッフ7名のシフト再構築で残業25%削減を達成

英語力ついては資格欄でのアピールも有効

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ワーホリで培った英語力については、資格欄でアピールすることも有効です。資格欄は、企業の採用担当者がスキルの客観的な裏付けを確認できるスペースです。TOEIC、TOEFL、IELTS、英検など複数スコアを保持している場合は、転職市場で最も認知度が高いTOEICを先頭に配置し、その後に専門性やアカデミック用途を示すTOEFLやIELTSを並べると読みやすい構成になるでしょう。また、単にスコアを並べるだけでは実務的な能力がわかりづらいため、「TOEIC 855/英語会議ファシリテーション経験あり」など、スコアと合わせてスキルの活用シーンをアピールすることをおすすめします。

ここまで、ワーホリ経験を履歴書でアピールする方法について解説してきましたが、基本的な英文履歴書の書き方については、こちらチェックしてみてください。
外資や海外転職で英文履歴書は必要?企業が重視するポイントを解説

自分のワーホリ経験を転職に活かしたい方はグローバルキャリアアドバイザーに相談

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ワーキングホリデーの経験をうまく強みに変換することができれば、帰国後の転職活動で有利に働きます。一方で、自分の経験をどのように履歴書や職務経歴書でアピールすればよいかわからない方も多いのではないでしょうか。dodaのグローバルキャリアアドバイザーは、あなたが目指すグローバルキャリアのサポートをおこなっています。ワーホリ経験の強みの言語化、履歴書や職務経歴書への反映の仕方なども一緒に考えますので、ぜひ下のボタンからdodaエージェントサービスに登録の上、お気軽にご相談ください。

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