
女性が活躍している海外で働ける仕事とは?
更新日:2025/5/29
この記事では、女性が活躍している海外で働く仕事について、実際に海外転職をした方のエピソードやdodaで求人の取り扱いのあるアジアの国とエリアを中心に国別の仕事例を交えながら解説しています。海外で働く方法や、海外転職に必要な準備についても触れていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

女性が海外赴任している企業は現状多くない
昨今の日本では、女性活躍推進が課題とされている一方で、国際的に比較しても仕事や職場におけるジェンダーギャップが大きい現状があります。「国土交通省白書2021」(※)によると、管理的職業従事者に占める女性の割合は13.3%調査を実施した諸外国に比べて低いことが分かります。また、上場企業の女性役員の割合は10.7%で、諸外国と比べて著しく低くなっています。
現在転職を検討している方の中には、「積極的にキャリアアップを目指したい」「実力主義の環境で働いてみたい」という方もいるのではないでしょうか。そういった志向性の方には、年齢や性別にかかわらず社員の能力を尊重する、いわゆる成果主義の傾向がある海外で働いてみることも一つの選択肢としておすすめできます。
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女性が海外で働く方法は?
女性に限った話ではありませんが、海外で働く方法としては基本的に以下の3つが挙げられます。
グローバル企業で海外駐在を目指す
海外で働く方法としては、海外に拠点があるグローバル企業で海外駐在を目指す方法があります。社内で海外勤務の希望を出すか、海外赴任のポジションがあるグローバル企業に転職することが考えられます。
海外駐在の働き方や、海外駐在できる仕事についてはこちらをチェック
海外駐在できる仕事を業界と職種別に紹介!必要な英語力やスキルも解説
現地採用として海外で働く
現地採用で、海外で働くという方法もあります。現地採用は、現地にある日系企業や、現地企業に就職する方法です。海外駐在との大きな違いとしては、働く国・地域や仕事内容の選択肢が増える点です。「現地で働いてから日本国内で転職する」「数年働いて経験を積んだ後、ほかの国・地域に転職する」など、企業にとらわれないキャリアパスを検討している人におすすめです。
現地採用の働き方やメリット、デメリットについてはこちらもチェック
海外で働く場合の「海外駐在」と「現地採用」の違いとは?
ワーキングホリデーを利用する
18~30歳の方であれば、ワーキングホリデー制度を利用することもできます。協定国に1年ほど滞在して働ける制度で、協定国はカナダやオーストラリアをはじめとする29の国とエリアです。仕事は、生活費を補うためのアルバイト程度のものしかできませんが、海外駐在や現地採用のように就労ビザを取る必要がないため、比較的簡単に海外生活を実現させることができます。
参照元:外務省「ワーキング・ホリデー制度」
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女性が活躍している海外で働ける仕事は?
海外転職に興味がある女性で、もう少し具体的なイメージを膨らませたい方もいるのではないでしょうか。
この章では、女性が活躍している海外で働ける仕事について、実際にdodaで海外転職をかなえた方の事例と、dodaで取り扱いのある求人の傾向を紹介します。
海外転職をかなえた事例
海外での勤務経験はなかったものの、業界経験とワーキングホリデー経験を活かして、ベトナム勤務のITエンジニア職に転職した方の事例です。

女性/海外勤務経験あり、業界経験あり ▶︎
現地採用でベトナムのITエンジニア職に転職
学生時代のワーキングホリデー経験を経て、新卒で日本国内のITシステム開発会社に入社。システム開発エンジニアとして経験を積みながら、語学力を活かして、本企業クライアントと海外の開発エンジニアの間に入り、スケジュール管理やコミュニケーションのサポートにも従事していました。転職活動では、ITエンジニアとしての経験が浅い分、語学力や海外で働くことへの強い思いを面接でアピール。ポテンシャルと熱意を評価されて現地採用にてITエンジニア職に転職することに成功しました。

dodaキャリアアドバイザー
小林 花吏(こばやし・かり)
(以下、小林)
現地採用でも実務経験を重視する企業も増えていますが、実務経験が浅くても語学力やポテンシャルをしっかりアピールすることで評価につながる可能性は十分あります。自分の強みを言語化することが不安な方は、英語面接対策のサポートもできますのでお気軽にお声がけください!
アジア12エリアで女性が活躍中の仕事
dodaで取り扱いのあるアジア12エリアの求人の中で、女性が活躍する国と職種は下記となります。
アジア12エリアで女性が活躍している求人が多い国
・インド
・インドネシア
・タイ
・ベトナム
アジア12エリアで女性が活躍している求人に多い職種
・営業スタッフ
・経理スタッフ
・秘書
・カスタマーサポート
dodaグローバルでは、海外求人を国別で紹介しています。
もっと海外求人を見たい方はこちらもチェック
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海外で働くために必要な準備は?
海外で働くために必要な基本的な準備としては、以下の4つが挙げられます。
海外で働きたい目的を明らかにする
海外転職を検討する際は、海外で働きたい目的を明らかにしておきましょう。 具体的なキャリアプランを考える際に、海外で働きたい目的は重要な判断基準になります。また、文化も言語も異なる異国の地で働くことは、実際に行ってみると想像以上に大変だと感じる場面も想定されます。海外で働きたい目的をしっかりと明らかにしておくことで、困難を乗り越えるためのモチベーションにもなるでしょう。
自分のキャリアやスキルを整理しておく
自分のキャリアやスキルを整理しておくことも、大切な準備の一つです。資格や語学力など自分の持っているスキルを整理して、スキルレベルを具体的にしておくことで、応募したい求人に対して自分がどんな努力をすべきなのか考えやすくなるでしょう。
就労ビザの種類や取得要件を確認しておく
海外で就業する際には、一般的に就労ビザが必要です。国やエリアによって取得条件が異なるため、自分が行きたい国の条件を事前に確認しておきましょう。
アジア12エリアの就労ビザ情報についてはこちらをチェック
海外で働くための就労ビザとは?取得方法や期間について解説
現地の情報を調べておく
海外で働くにあたり、現地でどのような生活を送るかイメージをしておくことも大切です。自分の行きたい国の特徴や日本との違い、働く上での違いなどをしっかり確認しておきましょう。
アジア12エリアの現地情報についてはこちらをチェック
現地キャリアアドバイザーによる海外・アジアエリアレポート
海外で働ける仕事を探すならグローバルキャリアアドバイザーに相談
女性が活躍している海外で働ける仕事や、海外で働く方法、海外転職に必要な準備について解説してきました。
海外転職に興味があるけれど、自分の経験やスキルを活かしてどんなキャリアを描いていけばいいか迷う方もいるのではないでしょうか。dodaのグローバルキャリアアドバイザーは、あなたに合ったキャリアプラン計画や、スキルや強みの整理などのサポートができるほか、海外転職市場に精通したキャリアアドバイザーならではの海外事情もお伝えすることができます。一人ひとりの悩みに寄り添って、あなたの状況に合ったサポート方法を検討しますので、小さなことからぜひご相談ください。
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この記事を監修したキャリアアドバイザー

小林 花吏(こばやし・かり)
キャリアアドバイザー
【経歴】
大学卒業後、ソフト会社でのSEを経て、株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア株式会社)に入社。キャリアアドバイザーとしてサービス業界や不動産業界のキャリアカウンセリングや転職支援を担当。現在、海外転職や国際的なキャリア経験を積みたい方のサポートを希望し、グローバルキャリアアドバイザーとして支援の幅を広げている。
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