東京都下水道サービス株式会社の過去求人・中途採用情報

★2014年7月1日付採用の募集となります。 下水道管路施設の維持管理から水再生センターの汚泥処理まで、 首都東京の下水道システムを支えている東京都下水道サービス株式会社（TGS）。 高度な技術と豊富な経験を活かして、都民へ適切なサービスをお届けしています。 東京の良好な水環境を維持するための安定的な施設運営や 近年多発する都市型水害への対応、 老朽化が進む下水道施設のメンテナンス、 環境負荷低減への貢献など、当社が果たすべき役割は広がる一方です。 現在、当社では、事業の拡大に伴い各々の業務にあった 知識・技術・経験を持った人材を必要としています。 これからのTGSを自らつくっていく意欲にあふれる方を求めています。

東京23区内の下水道施設（管路施設）の維持管理・施工管理
具体的な仕事内容
【具体的には】
下水道管路施設の機能保持と保全を行なうため、管きょ内の流下状況や損傷状況、
土砂の堆積状況をテレビカメラなどを使って定期的に巡視・点検を行ないます。

・下水道施設に近接した工事による、下水道施設への影響防止のための工事立会い
・調査時に発見した管きょの損傷に対する計画的補修工事の実施
・調査情報をデータベース化した効率的な維持管理
・新しく構築する下水道管路の工事監督（安全管理・品質管理・工程管理など）
・台風・震災時の緊急対応

【キャリアパスの一例】
グループリーダー→主任→係長→副所長→所長
※異業種などから転身して活躍する中途入社者は50％以上。
これまでの経験を活かしながら、上を目指せる環境です。

【研修や実務を通して、世界トップレベルの技術を習得】
社内研修はもちろんのこと、土木部門の班ごとの業務をローテーションで携わっていただいたり、
設備部門など異なる部署と交換研修を行なう中で、幅広い領域の知識を習得していただきます。
最新技術を活発に開発し、世界トップレベルの技術を扱う環境。
新しい知識を身につけたい、という技術者にとっては、最適な就業環境だと思います。

応募資格の詳細をご覧ください。
■【高卒以上】土木系・衛生環境系（その他類するもの）の学科を修了された方

上記の条件と共に、下記のいずれかの条件に当てはまる方

□土木工事等の施工管理等の経験が、大学卒業の場合4年以上、高校卒業の場合11年以上あり、
一級土木施工管理技士の資格をお持ちの方。

□下水道工事の設計・施工管理、維持管理などの経験が、大学卒業の場合4年以上、高校卒業の場合11年以上あり、
第二種下水道技術検定をお持ちの方。

本社（大手町）または東京23区内の各事業所
【本社】
東京都千代田区大手町2-6-2　日本ビル3階

【本社最寄駅】
JR／東京メトロ丸ノ内線「東京駅」
東京メトロ東西線、丸ノ内線、半蔵門線「大手町駅」
東京メトロ銀座線、半蔵門線「三越前駅」

8：30～17：15（所定労働時間7時間45分、休憩60分）
※業務・勤務場所によっては月1～2回程度、夜間勤務があります

正社員
試用期間／2014年7月1日から6カ月間

月給24万円以上
※学歴・実務経験を十分に考慮した上で、当社規定に基づき給与を決定します。

■賞与
年2回

■昇給
年1回
■社員の年収例
大学卒業、実務経験15年の場合／月収33万円程度（残業 月10時間の場合）／年収510万円程度（残業手当以外の諸手当含まず）

【諸手当】
■通勤手当
■家族手当
■退職手当（勤続3年以上の社員対象）
■超過勤務手当など

【福利厚生】
■各種社会保険（健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険）
■健康診断
■その他福利厚生制度あり

＜休日・休暇＞
■完全週休2日制（土・日）
■祝日
■夏季休暇
■年末年始（12月29日～1月3日）
■有給休暇

※年間休日120日以上

下水道は、家庭や工場から排出される水を清潔にし、川や海などの自然に返す役割も担います。
そうした観点から、環境保全と深く関わってきました。
処理技術の進歩により、東京都の河川汚染は劇的に改善されました。
約40年前には異臭を放っていた隅田川も、下水道の普及によって
今では多くの魚が生息するまでに浄化。夏の風物詩である隅田川の花火大会も復活しました。
東京の川で誰もが泳げる、そんな光景を私たちで、近い将来実現させていきましょう。

設立以来、新技術の開発を活発に行なっています。
現在、特許権、実用新案等の産業財産権を取得しているものは180件（平成25年3月末現在）にのぼります。
今後も、下水道施設の一層の安全向上を目指し、開発にも力を注いでいきます。

（実績例）
■管きょ内面展開図化システム
下水道管きょなどのデジタルデータから、帳票出力の自動化と管きょ内面を展開図化し、
管路全体を一括表示するシステム。平面的に管内を見ることが可能で、管きょの更生・維持管理に活かされています。

■ます用逆流防止装置
集中豪雨や台風がもたらす大雨によって下水の逆流が起こり、半地下家屋や地下室への浸水被害が起こっています。
このような宅地内への下水侵入を遮断できるのが「ます用逆流防止装置」。施工と維持管理が容易になりました。

■オメガライナー工法
Ω（オメガ）型に折りたたんだ形状記憶塩化ビニル管を、老朽化した既設管内に引き込み、
蒸気加熱により円形に復元させます。圧縮空気によって既設管に密着させ、更生管を築造する工法です。

■更生管マンホール接続部耐震化工法（耐震一発くん）
更生管とマンホールの接続部に耐震性能を確保させるために、更生前にマンホール接続部を
フレキシブルな構造に改造する非開削の耐震化工法です。専用の切削機でマンホール壁厚内の既設管を切削除去し、
耐震ゴムリングを設置。周囲空隙部に弾性湿潤エポキシ樹脂を充填し、マンホール壁内に固定します。