国立研究開発法人国立がん研究センターの過去求人・中途採用情報

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国立研究開発法人国立がん研究センターの募集が終了した求人

がん治療研究に携わる研究員／研究補助員（理系卒募集）

契約社員

募集背景

抗がん剤開発において、近年注目を集めているPDXモデル。人のがん組織の特徴が保持できる超免疫不全マウスを活用へがん細胞を移植し、がん細胞への臨床試験の前に効果を確認することができるため、がん治療の大きな進歩に繋がる研究として世界中から期待を寄せられています。その一方で、PDXモデルの運用は企業単位では、難しいという現状があります。そんなPDXモデルの情報を産業利用するため、私たちの手でライブラリー化し、がん治療への応用、日本の医療発展へと繋げる事業を3月1日より開始します。それに伴い、この事業で活躍していただく研究員を募集します。

仕事内容

PDXモデルでの創薬研究分野において、抗がん剤実用化に向けた各種実験およびデータ解析業務。
具体的な仕事内容
日本人がん患者由来のがん細胞を移植したPDXモデルマウスを用いた抗がん剤研究開発業務や実験結果のデータ解析、
レポートの作成等を担当していただきます。基礎研究から臨床研究まで、幅広い分野を経験できます！

【抗がん剤治療の分野で世界的に注目されているPDXモデルマウス】
抗がん剤開発において、主に単一のがん細胞由来細胞株やがん細胞株移植マウスを用いた研究がおこなわれていました。
しかし、この方法では元の腫瘍細胞の特性が失われてしまうため、
正確な治療効果が測定できず、様々な実験で薬の有効性が示されても、
実際に人に投与する臨床試験では有効性を示さないことが多いという現状がありました。

しかし、PDXモデルで行った抗がん剤研究では、確かな効果と実績が確認されており、
抗がん剤治療において大きな躍進に繋がることは間違いありません。

そんな抗がん剤治療の最先端研究データを産業活用できるよう、
ライブラリーとしてまとめていくことが今回立ち上げた事業のミッションです。
がんで苦しむ多くの患者様の命を救うことに繋がるというやりがいを、
ぜひ当センターで実感してください。
また、実際に薬剤を投与したがん患者さんの血液、組織を用いた遺伝子解析、病理解析、
薬剤濃度の測定も行い、基礎から臨床まで幅広く研究活動に参加できます。

チーム／組織構成
新事業のスターティングメンバーとして、研究へ参加していただきます。
がん治療について、長年研究を続けてきた当センターの様々なノウハウやデータと共に、
次の時代に繋がる研究分野で活躍してください。