日本サルヴヱージ株式会社

テレビで流れてくる海難事故のニュース…あなたも目にしたことがありませんか？
実は船の事故がニュースになるのはごく一部。
船の事故は浸水による沈没や、漏油による環境汚染の可能性があり、早急な救助作業が必要で、
その海難救助作業を行っているのが私たち日本サルヴェージです。

船の衝突や座礁等の事故はいつどこで発生するかわかりません。
救助員は北九州市門司区の基地でスタンバイしながら、作業に必要な資機材（作業台船、小型艇、潜水器具、発電機、ポンプ、ウインチ等）の整備を行い出動に備えます。

現場が発生すると、状況に合わせてチームを編成。
具体的には、現場責任者、潜水士（ダイバー）、デッキワーク、メカニック、（調理担当は状況に応じて）でチーム編成し現場へ出動します。
小さなチームは3，4人。大きなチームになれば数十人で編成。
現場に到着後、調査を開始し、船や積荷の状況を調べ救助計画に沿って作業を実施。
座礁や衝突で船体に生じた破孔を塞ぐための水中溶接や、ポンプを稼働させた排水作業、海に漏れた油の回収を行ったりします。
作業期間は数日間の短期間なものから、1ヶ月以上かかる現場もあります。現場も国内は勿論ですが、海外での現場もあり、色んな国に行く機会があります。
また、海底ケーブル敷設工事などの海洋工事では作業台船や埋設機を使用しケーブル敷設や埋設工事作業を行います。
スタッフの担当は、潜水士（ダイバー）、デッキ作業者、機械関係（メカニック）、司厨（スタッフへ食事提供）があり、今までの経歴や得意な分野から担当が決まります。
入社後は研修を行い、現場を重ねてスキルアップしていきます。
遠隔操作で3千メートルまで潜水可能な無人ロボットや、深い海へ潜水できる混合ガス潜水や飽和潜水装置、多機能な作業台船なども保有し、様々な海難救助に対応できるよう最先端の機材を配備しています。

北九州市の支援業務に基づく掲載となります。