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営業職のための「トランスファラブルスキル」を読み解く4STEP

あなたのスキルは、異業界で通用する?

STEP1

あなたがいま持っているスキルを知る

“異業界転職”と言ってもさまざまなタイプがあります。とりわけ営業職は、取引先顧客、扱っている商品やサービス、商材の単価、企業の経営方針によって、アプローチ手法も成果に対する評価も千差万別であり、「営業力」を一律に査定することはなかなか難しいのが現状です。しかし転職シーンでは、自分の営業力をアピールしない限りは、最終的な転職成功(入社後の活躍)を手にすることはできません。また、異業界転職を視野に入れるのであれば、転職市場における立ち位置を、早い段階できちんと把握することが重要となります。まずは、以下の3点を軸にスキルを振り返ってください。

  • 普段接している顧客のタイプは?
  • 扱っている商材は、有形か、無形か?
  • 得意とする商談は、短期商談か、長期商談か?

普段接している顧客のタイプは?

これまで接してきた顧客は法人ですか? それとも個人ですか? 法人のなかでも大手なのか、中小企業なのか、代理店なのか。企業の営業方針によっても、提案手法は異なることでしょう。例えば、大手法人向け提案であれば、そう簡単に提案が通る相手ではないので、中長期的な営業戦略のもと、大胆かつ慎重な営業が求められ、各部門の調整役としてのスキルが強みとされます。一方、中小・代理店向け提案であれば、一般的に社内での決裁スピードが早く、担当エリアが設定されていたり、月次での目標を追い売上を伸ばすことが重要なため、フットワークの軽さや目標達成志向が強みとされます。また、個人向け提案であれば、意思決定権者との1対1の直接営業を得意としているため、顧客の意図を把握する力が高く、相手に応じてスピードやアプローチ方法など、プロセスを柔軟にさせるセルフマネジメント能力に長けているといえるでしょう。その他、海外営業の経験がある方は、文化や商習慣が異なる相手との交渉術を持ち合わせており、その背景としてある環境適応力、状況対応力、突破力などが転職市場では有利になります。
このように、顧客タイプ別に分けても、それぞれの営業現場で強みとされるスキルはさまざまであり、他の営業場面でも応用できるスキルが多数あります。

普段接している顧客のタイプは?

扱っている商材は、有形か、無形か?

営業職において「誰に」売るのかも重要ですが、「何を」売るのかも、営業力を左右する大切な要素であることは間違いありません。形のある商品(有形)か、形のないサービス・商品(無形)か、「商材」について考えてみましょう。
有形商材を扱う営業職の代表といえば、メーカー営業や商社営業などが挙げられます。これらは、すでに形あるものを既存顧客に対してリプレイスなどを目的に、長期にわたって提案するので、ニーズ開拓力やマーケティング能力が必要とされます。一方、無形商材を扱う営業職の代表としては、IT(ソフトウェア、Webサービス)営業、保険・証券などの金融営業、広告営業、人材サービスのコンサルタントなどが挙げられます。これらにおいては、新規顧客を担当するケースも多いため、顧客管理力はもちろん、顧客ニーズに合わせた商品提案力や無から有を生み出す企画力が求められ、現状に対する課題抽出力と問題解決力に長けているといえるでしょう。
このように「顧客」および「商材」を区分するだけでも、多様な営業タイプがあり、それらの関係性を変えるだけでも、営業職としての職務の幅を無限に広げることができます。

扱っている商材は、有形か、無形か? 顧客×商材の関係性を変える“異業界転職”→STEP 2

得意とする商談は、短期商談か、長期商談か?

次に、あなたが経験してきた「営業スパン」について、振り返ってみましょう。例えば、アプローチからクロージングまでを短期間で仕掛けていくような商談を得意とする方は、より多くの顧客と接点を持ち、ピンポイントのアプローチを展開するスピード感と短期間で契約まで持ち込めるクロージング力を強みとし、フットワークを活かした営業を展開できます。逆に、年単位のスケジュールを組みながら、じっくり地道な提案活動を続け、大型受注を勝ち取る長期商談を得意とする方は、おのずと扱う商品も高額となり、顧客に対する緻密なヒアリング力と、そのニーズを深く掘り下げる企画提案力を持ち合わせているといえるでしょう。
営業スパンが大きく異なる営業職への転職にチャレンジする際には、商材単価に応じた数値管理能力をはじめ、スケジュール管理能力、調整力、ニーズ把握力など、さまざまな営業スキルの変化が求められます。提案の幅や営業スパンなどは状況に応じてさまざまですので、一概に比較できませんが、自分自身の得意とする商談スタイルを知っておくことで、転職後の自身のスキルの活かし方を面接時に企業へ話すことができ、キャリアの幅を広げていくためには重要なファクターだといえるでしょう。

扱っている商材は、有形か、無形か? 顧客×営業スパンの関係性を変える“異業界転職”→STEP3へ

グラフ内における顧客の個人/法人、商材の有形/無形、営業スパンの長期/短期は個別企業によって異なります。あくまで参考としてご覧ください

キャリアアドバイザーからのアドバイス

中途採用においては、「即戦力性」があるかをいかに企業側に感じさせることが大事になってきます。まずは、これまでご自身が何をやってきたのか、時間軸で整理してみてください。「いつ・どんなときに・どんな思いで・何を行い・どんな結果をもたらしたのか」。これら、『状況・意図・行動・成果』の4つのポイントをおさえることが重要です。例えば、【STEP1】では、営業スタイルによって磨かれるスキルが異なってくる、ということをお伝えしてきました。dodaキャリアアドバイザーは、さまざまな業界の営業スタイルを熟知しているので、現職と異業界に共通または活かせるスキルを見つけ出し、次のキャリアにつながる選択肢を一緒に考えさせていただきます。

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