株式会社ソミック石川

■事業内容： (1) 重要保安部品であるボールジョイントの開発・設計・製造・販売 (2) ダンパーの開発・設計・製造・販売 ■特徴： ・1916年に創業し、創業100周年を超えました。「夢をかなえる会社」として、国内だけでなく、海外事業も拡大している企業です。 ・1937年にトヨタ自動車の協力工場となり、自動車部品の製造を開始して以来、15万キロ走っても、ガタがこない耐久性と、正確性を実現しています。 ・主要製品の「ボールジョイント」とは、その名の通り、ボール型のジョイントです。自動車のフロント・サスペンションは、主にタイヤが上下に動き衝撃吸収と左右への舵取りの役目をしています。そのサスペンション機構がスムーズに上下左右に動く様に、人間の関節と同じ役目をしているのがボール・ジョイントです。自動車を製造する際には欠かせない部品であり、現在、日本車のボールジョイントの半数以上はソミック石川の製品です。 ・また、世界各国のニーズに対応するため、6ヶ国9工場の海外拠点によるグローバル供給体制を実現しています。 (アメリカ・中国・インド・インドネシア・タイ・フランス) ・ボールジョイントを中心とした自動車足廻部品は、国土交通省からも人命に関わる重要保安部品の指定を受けております。ブレーキなどと同じく、その部品に欠陥があると、死亡事故や大事故につながる可能性があるといった保安部品です。その為に、大変厳しい品質保証や工程管理のもとで、製造を行っております。 そのため、同社の高品質な製品が国内外で評価され、安定した成長を遂げています。 ・ダンパー事業は2000年にはじまりました。ダンパーとは急激な動作を制御して衝撃を和らげる製品です。同社は研究・開発を繰り返し、ダンパーに加わる力や重さの変化にほとんど影響されず、シートを一定の速度で動作させることができるダンバーの開発、世界初となる樹脂製のダンパーの開発に成功しました。ダンパー事業はボールジョイントに次ぐ第二の柱となっております。 ■組織風土： 新旧が一緒になって、チーム一体となって仕事を進めていく風土があります。 ハイテク化が進む中、会社の雰囲気も、昔の町工場らしい部分が随所に残っているのが特徴です。