キシダ化学株式会社

■事業内容：
試薬事業、電池材料事業、創薬支援事業、ライフサイエンス事業

■事業の特徴：
・製造メーカーとして自社製品の製造および、国内外の他社製品も取り扱う商社機能も兼ね備えた、複合企業です。自社製品にこだわることなく、広く顧客のニーズを聞き、その時々の最適な製品をタイムリーに届けすることも同社の重要な使命と考えています。
・一般に試験用試薬というと、化学実験や工業用研究開発に用いる実験試薬を想像しますが、同社の試薬にはもう一つの「試薬」があります。それは、製薬企業が新薬を開発する際になくてはならない様々な試験用の化合物です。ひとつの医薬品の開発には何十万種類と言われる様々な化合物から創り出されます。同社ではこれらの創薬開発用の化合物を世界から調達し、独自の「化合物バンクシステム」のもと管理、必要に応じて小分け納品することで、国内の大手製薬企業の新薬開発のサポートをしています。
・生産実績のあった電池材料のノウハウを活かして、1975年代より国内企業としては初めてとなる二次電池用電解液の研究開発用試薬の製造販売を開始し、多くの顧客から注文を受けています。近年では、当該試薬の開発技術を活かして大手電池メーカーへの原料供給を行っていますが、より競争力のある特定機能材料製品のひとつとして、社会の要請に応える大きな製品に育てて行きたいと考えています。

■就業環境：
・人事制度においては、目標管理制度、進級試験制度などを取り入れることで、成果に見合った処遇を行っています。
・2015年11月16日に大阪国税局東税務署より優良申告法人として表敬を受け、表敬状を授与されました。1995年度、2000年、2005年、2010年に引き続いて、20年に亘る5回連続の表敬状授与となります。優良申告法人とは、税務署が行う税務調査において経営内容が優良で適正な申告と納税がされ、かつ経理処理が特に優良と認められた企業を選別認定し表敬する制度です。優良申告法人に認定される企業は、1％に満たないと言われています。