ジョージフィッシャー株式会社

■設立背景：1802年、スイス、シャファウゼンに本社を設立しております。年商は全世界で35.4億CHF（スイスフラン）、従業員は12,000名です。また、140ヶ所に展開をしており、生産工場は50に上ります。※尚、今回は同社の日本法人での採用となります。
■事業概要：ジョージフィッシャーコーポレーションの日本法人として、工業用流体計測・計装およびプラスチックをはじめとする配管を販売をしております。尚、開発・設計・製造は海外（アメリカやスイスなど）で行われております。日本国内ではそれら製品を組み合わせた配管システム（以下、パイピングシステム）の提案・販売をメインに行っております。※その他、管工事の設計･施工･監理も行っております。
■詳細：水処理を可能とするパイピングシステム（配管、継手、バルブ、計装などを組み合わせたシステム）を化学・電子工場､商社、プラントメーカー等に向けて提案・販売・施工を行っております。
■特徴：
＜幅広い製品＞…バルブは二方向や三方向タイプ、また手動・電動・空気圧タイプなど様々です。計装は圧力・流量・濃度（ph)・温度・積算量（リットル）などを計測・分析・感知し、場合によっては希釈や薬品抽出を行う制御システムとしての御提案もできます。結果、様々なプラントに適したソリューションを提供することが可能となっています。
＜国内市場の流れ＞…水道水（上水）や雨などの汚水（下水）を流すパイピングシステムは（株）クボタ社を中心に独占状態で、市場は成熟しております。しかし、産業用排水など（中水）の処理システムにおいては、まだ未成熟なマーケットで参入可能です。また日本は製造業が盛んで、鉄鋼や医薬品・医療用具、食品、家電製品、半導体などプラントを活用する工場が多く、中水マーケットの規模は膨大です。
＜現状の市場＞…現在は震災が起こったこともあり、膨大なデータを保管しているサーバーに、万が一があってはならないため、東から西にバックアップサーバーを設置して、リスク分散させる傾向があります。そういったサーバー設置に伴い、熱冷却システムは必要不可欠で、そうしたところにも同社パイピングシステムの需要があります。また、近年好調なリチウムイオンの陰極、フィルター、電解液など新たな製造設備（プラント）ができていることから市場拡大のチャンスが大きい分野と言えます。