株式会社ウィズソル

■事業内容
非破壊検査、熱処理工事、検査装置開発を行っています。
※非破壊検査…非破壊検査とは、物を壊すことなく検査する技術です。人間がレントゲン撮影、超音波検査等で健康状態を調べるように、構造物に対してX線や超音波、その他特殊な検査機器を使って、その使用目的に対して十分に安全であるかどうかを判断する検査の総称です。工業界に導入されて約60年余りが経ち、その手法は現在も進化し続けています。同社では石油・化学精製プラント、火力発電プラント、タンク・配管等、多くの構造物を、様々な検査方法を駆使し検査を行っており、同社が技術開発した検査装置は全国各地で採用されています。
■同社の特徴
（1）1961年の創立以来、非破壊検査の技術集団として日本全国に展開する非破壊検査のリーディングカンパニーです。現在稼働中の石油関係プラントや発電関係プラントにおいては、装置・配管・機械等のメンテナンスの一環としての非破壊検査技術を提供し、安全安心なプラントの維持・管理に貢献していくことを使命としています。特に原油・燃料タンクにおける「連続式板厚測定」の技術においては危険物保安技術協会（KHGK）の性能承認を受けたUDT及びUDP装置を多数所有し、全国各地にてタンクの底板・側板・屋根板等の検査を実施し、高い評価を得ています。
（2）同社は「非破壊検査」のプロ集団として、大手メーカー、コンビナート、プラント等を中心に、安全で安定的に設備を利用するために必要不可欠な検査業務を全国で展開しています。1961年の創業以来、大手企業をクライアントとして実績を重ねることで日本の非破壊検査業界を高い技術で牽引しています。超音波、磁気、放射線等を用いて、構造物やプラントを壊すことなく異常や欠陥がないかの検査業務を行っており、特に石油化学プラントの各種設備の保守検査や重工業メーカーの工業製品製造時の検査等の分野で活躍しています。
今後は脱炭素社会に向けた次世代エネルギーの生産設備へと非破壊検査の活躍の場は広がります。
（3）自社開発の非破壊検査装置・ソフトウェア開発に力を入れており、自社開発をすることで、顧客ニーズへの素早い対応、開発力を活かした他社との差別化を図り、プラント諸設備の安定操業に貢献しています。