トーヨーエイテック株式会社

■事業内容：
（1）工作機械事業…工作機械、工作機械用数値制御装置などの開発・製造・販売
（2）表面処理事業…ハードコーティングの受託加工、工具、金型などの設計・製造・販売
（3）自動車部品事業…自動車部品などの開発・製造・販売
■事業の特徴：
（1）工作機械事業
　　　1940年の第1号機以来、10,000台を超す生産台数を誇り、国内外の1,000社を超える顧客に利用されている
　　　内面研削盤を始め、TOYOブランドの工作機械は、品質保証の国際規格であるISO9001の取得でも実証された品質により、
　　　自動車・家電・軸受・半導体業界など多くの基幹産業で採用され、高い評価を得ています。
（2）表面処理事業
　　　表面処理技術は、もともとロータリーエンジン用の要素技術のひとつとして我が国で最初にCVDコーティングを導入実用化したことから始まりました。
　　　その後、加工の高度化、生産性の向上に向けて顧客の表面処理ニーズが増大し、同社にとっては新しい事業展開のチャンスとなりました。
　　　現在、単品の受託加工の他に素材からの一貫生産に力を入れています。今後はDLCを含む多様な特長あるコーティング技術を核に、
　　　ライフサイエンス、情報通信、環境エネルギー、ナノテクなど、さらに広い分野へと拡大を図っていきます。
（3）自動車部品事業
　　　同社では、1985年から自動車部品分野に参入し、オートマチックトランスミッション用オイルポンプ（AT用オイルポンプ）を生産しています。
　　　また、2002年からはCVT用オイルポンプも生産を開始し、2011年からフューエルレールの生産にも初めて取り組みました。
　　　そして2012年にはAT用オイルポンプやフューエルレールなどの主力生産拠点として東広島工場を竣工、2013年にはタイにオイルポンプを
　　　生産する現地法人を設立しました。今後は、保有している優位性技術を更に磨いていくと共に新たな優位性技術の開発を進め、
　　　オイルポンプをコアにより広い分野への進出を図っていきます。自動車部品事業は同社の基幹部門の一つとして着実に成長しています。