株式会社柿安本店

◆1871年（明治4年）の創業から150年以上の老舗企業。1997年にジャスダック市場に上場、2019年の東京証券取引所市場第一部上場を経て、2022年に東京証券取引所プライム市場への市場変更。
◆明治4年の創業以来、牛鍋店からスタートした柿安本店は、時代の変化とともに事業内容を多角化し「外食」「中食」「内食」と食の3分野を網羅する「総合食品企業」へと成長（内食の精肉店、中食の惣菜店、外食のレストラン）。今では、精肉・レストラン・惣菜・食品・和菓子の5事業を柱とした日本有数の食の総合プロデュース企業です。
◆柿安本店最大の強みは、社員の約4割を占める「職人集団」を有している点です。高い技術と磨かれた感性を生かし、お客様にとって「おいしいもの」を日夜追求し続けています。また、製造と販売が一体となってお客様と向き合うことを意識した「製販一貫体制」の組織作りを徹底しており、お客様のニーズを即座に商品開発に反映することで、時流に沿った商品やサービスをご提供し続けている点です。
◆新興企業の多い外食業界の中、その伝統は今なお輝いている。創業以来、お客様第一主義を貫き「美味しさへのこだわり」「お値打ち感へのこだわり」が企業理念として息づいている。文明開化の代名詞といわれた牛肉に早々に目をつけたその先見性は、現代においても同社の業態開発力に見ることができます。
◆今後、成長へのリスタートとして基幹事業の精肉、惣菜への積極的な出店数増強、Data DrivenによるDX推進、家庭内食を意識した高付加価値商品の開発などを経営課題として取り組んでいきます。

【事業内容】食材と技術にこだわり、豊かでおいしい食を提供
・精肉事業（柿安牛の加工・販売）、他
・惣菜事業…柿安ダイニング（洋中心）、上海デリ（中華中心）、おかずや柿安（路面惣菜店）、他
・和菓子事業…口福堂、柿次郎（おはぎとごぼう鶏むすび）
・食品事業…、しぐれ煮の製造・販売、他
・レストラン事業…柿安（しゃぶしゃぶ・日本料理）、柿安Meat Meet、他

【売上構成比】
精肉38.3％、惣菜35.5％、和菓子18.4%、レストラン3.7%、食品4.1%