旭土質調査株式会社

■事業内容：
地質調査、さく井工事

＜地質調査＞
地質調査は、ボーリング調査、水源調査、井戸調査、水文調査、地表地質踏査などがあります。構造物基礎設計、道路改良、トンネル、造成、地滑りなど目的に応じて調査内容を検討して計画します。また各種の原位置試験および簡易貫入試験やスウェーデン式サウンディング試験、キャスポル試験などの測定、解析も行います。ボーリング調査においては、足場仮設やモノレール架設も資機材を揃えており、自社施工が可能です。
＜さく井工事＞
さく井工事は、どこをどのくらい掘れば水が湧き出すのか、事前調査をする必要があります。地下水を含む帯水層を見つけるため、資料調査、地表地質踏査、物理探査、水文調査などの地質調査を行います。その後、目的にあわせて井戸の大きさや深さを決めます。その設計仕様書に従って掘削し、水が通るケーシングパイプを埋め込みます。さらに井内洗浄、揚水試験、ポンプの設置をして井戸が完成します。工事方法はざまざまで、代表的なものとして、ロータリー式、パーカッション式、ダウンザホールハンマー式の3つが挙げられます。井戸の目的や周辺環境など、さまざまな条件を検討して工法を決定します。井戸水（地下水）は現在も都市用水の約1/4（23％）を賄っています。

■代表挨拶：
当社は1969年（昭和44年）に創業し、創業以来50余年の実績がございます。『地質調査』という分野を通じて社会資本整備に携わり、地域社会の発展に微力ながら寄与してまいりました。近年、各地で起こっている大震災や豪雨災害等の災害関連の復旧事業においても限られた分野ではございますが、その一役を担っております。これらの経験を活かしながら、将来は“建設コンサルタント”という位置づけで事業を拡大していこうと考えております。建設コンサルタントという仕事には、当社の専門分野である地質調査を含め、幾つかの分野（土木設計、地質調査、測量など）に分かれています。土木設計は道路、橋梁、トンネル等、どれも広く社会インフラを対象にする重要な仕事です。私たちはこれまで培ってきた信頼と専門技術で、これまで以上に幅広い分野を開拓することで、尚一層地域社会に貢献できる企業であり続けられるよう精進してまいります。