株式会社コイケ

～経済産業省認定「グローバルニッチトップ企業100選」に選出（2020年）～

■事業内容：
携帯電話などの移動体通信機器基盤として使われる、主にタンタル酸やニオブ酸を用いたSAWウェーハの製造及び販売
◇当社は、1946年に水晶の加工を目的に創業し、単結晶ウェーハーメーカーとして発展。2006年には中小企業庁の「元気なモノ作り中小企業300社」にも選出され、技術力の高さを評価頂いております。
◇当社は、無線通信機器のキーパーツとなるSAW（Surface Acoustic Wave）デバイスに使われる基板であるタンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウムを用いたウェーハ製造販売を行っております。結晶育成からウェーハ完成までを自社工場内で一貫生産しており、2003年には静電気を防止する特殊加工を施した世界初の「焦電除去ウェーハ」の量産化に成功しました。高品質・高性能を実現し大手メーカーから信用を得たことで、当社製品は、世界トップクラスの実績を誇っております。
※SAWデバイスは空中を飛び交う電波の中から、特定の周波数帯域を取り出し、不要な信号（ノイズ）を取り除く役割を持っております。
先進国（中華圏含む）におけるスマートフォンの普及と、「マルチバンド化(国際ローミング対応)」によるスマホ1台あたりの搭載員数増加(無線通信機器内のSAWデバイスの使用個数は、1990年代で2個程度でしたが、現在のハイエンドスマホでは15～20個程度搭載)によってSAWデバイスの需要が爆発的に増加しております。
◇高品質の製品を維持向上するためには、優れた品質保証システムが重要となるため、1998年にISO-9002(認証番号 JQA-2241)を認証取得し品質保証システムを確立しました。「顧客クレームゼロ」を品質目標とし、品質管理部門を中心に、生産技術部門、製造部門および管理部門が一体となり、品質維持向上に日々努力しております。確かな品質保証システムに支えられた当社の製品は、お得意様から高い評価を得ております。