株式会社ユニクロ

■概要：「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」をコーポレートステートメントに掲げ、日本を代表するカジュアルブランド「UNIQLO」を展開しています。「ユニクロの服とは、服装における完成された部品であり、着る人の価値観からつくられた服、世界中のあらゆる人のための服」です。それを「MADE FOR ALL」と定義し、世界中の人々の生活をより豊かにする、本当に良い商品を企画、生産、販売することで、世界一のSPA（アパレル製造小売業）となることを目指しています。
■FR WAY（ミッション）：
（1）本当に良い服、今までにない新しい価値を持つ服を創造し、世界中のあらゆる人々に良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供します。
（2）独自の企業活動を通じて人々の暮らしの充実に貢献し、社会との調和ある発展を目指します。
■目標とする経営指標：継続的な収益性の向上を経営の最優先課題の一つとして認識し、2020年にグループ売上高5兆円と経常利益1兆円を経営目標として掲げています。
■国内ユニクロ事業：国内ユニクロ事業の出店については、2012年3月に世界最大級のグローバル旗艦店「ユニクロ 銀座店」をオープンし、成功を収めた他、東京、大阪、福岡などの都心部への大型店の出店を行っています。直営店24店舗を出店、22店舗を閉店した結果、当連結会計年度末の店舗数は845店舗、うち大型店は147店舗となっていす。ユニクロの商品開発面では、顧客のニーズに応えるべく、素材メーカーとの開発体制を強化しています。
■海外ユニクロ事業：アジア地区では積極的な出店により業績を拡大。当連結会計年度末の店舗数は292店舗、前年同年度末比111店舗増となっています。特に中国・香港、韓国、台湾で大量出店を行い、これらのエリアでの出店数は合計100店舗となりました。また、その他のアジア地区でも出店を進め、タイ、フィリピン、ソウル、台北にオープンし、ユニクロのアジア地区での事業基盤をさらに強固なものとしました。米国では2011年10月に、グローバル旗艦店「ニューヨーク 5番街店」と、メガストア「ニューヨーク 34丁目店」をオープン。これらの店舗の出店により、米国市場のみならず世界中でユニクロブランドの知名度を高めることができました。