株式会社アベキン

■事業内容：
スチール製品製造・販売

■当社について：
アベキンは1947年、新潟県燕市で創業しました。
洋食器の研磨業から始まり、農機具やカゴ台車の製作で設計、プレス加工、鈑金加工、溶接、塗装、組立といった技術を培い、現在は一貫生産のできる体制を確立。スチール製のオフィス家具や店舗什器などの製造・販売に取り組んでいます。近年では高い技術力を駆使したアベキンオリジナル家具を手がけています。
創業70周年を迎えた2017より、精密金型の設計・製作に定評のある阿部製作所を、ステンレスの扱いに長けている矢部工業、ステンレス製品の溶接・研磨を手掛ける本間技工、自社ではプラスチック加工を得意とし協力会社と複合什器を製作する千代田をグループ企業として迎え入れました。これにより、各社が持つ高い技術力と事業基盤を受け継ぐ事が可能になったのです。

■経営理念： ３つの「つくり」が基盤
　「ものづくり」　高い技術力を元に、常に高いレベルに挑戦
　「価値づくり」　ものづくりのスキルを武器に、お客様目線でのクオリティ、コスト、納期にフレキシブルに対応
　「ファンづくり」　価値づくりで得られた信頼をベースに培う
100 年企業を目指し人材を育て、未来へ繋がる仕組みを構築していきます。

■社長メッセージ：
10年前に先代の後を受け継ぎ社長に就任しました。就任当時は、リーマンショックの影響もあり、新たな業界、新たな商材を求め東京で営業活動を行い、流通業界と繋がることができました。ちょうどGMSやコンビ二の再編もあり、その波に乗って売り上げを伸ばし、売上を就任時よりも倍近くまで伸ばすことに成功しました。
そして、今までの実績が金融機関から認められ2017年に金型づくりに定評のある阿部製作所を紹介されM&Aを締結。翌年から相次いでM&Aをし、現在グループ5社となりました。
また、2年前に新潟大学から同付属病院で使われている検体回収トイレの改良／開発をしたいという相談を受け、医療現場の声を反映し、いままで培った技術や経験と知識をつかって、試作を繰り返すことにより、現場スタッフから信頼と高い評価をいただくことができました。自社開発に取り組むことにより、設計者や職人たちに達成感とやりがいが生まれモチベーションがアップしていると感じます。