株式会社菊水製作所

■事業内容：
錠剤機、回転式粉末加工成型機、造粒機、混合機、整粒機、及び関連機器の製造販売

■事業の特徴：
現在、粉末を扱いやすい形状に処理することにより、品質の向上・生産の合理化・生産量の拡大が図られています。同社は、粉体加工技術の中でも成形品を中心に、医薬品から健康食品の生産機器をはじめ、セラミックの加工機器、宇宙開発用アイテムまで、幅広い分野で活躍しています。精密なものづくりに対応できる万全の体制での生産管理で、確実な仕上がりの検査を行い、高精度の成形機械から前後工程迄もカバーする周辺機器をトータルに成形から製品チェック、収納までの一貫したラインづくりや、プラントづくりへも躍進しています。また刻一刻と進化する各ユーザー様のニーズの要望に、応える最高水準の技術と企画力を駆使してすみやかに最良の機能を備えた機器をオーダーメイドで届けています。各国、各業界、各ユーザーにとって力強い企業パートナーとしての実績を持っています。現在、「KIKUSUI PRESSES」は、国内を網羅。海外ではアメリカに子会社、また各国に販売代理店を設け、世界中にシェアが広がり続けています。

■錠剤機の特徴：
粉末を扱いやすい形状に処理する「粉末処理技術」は、今やあらゆる業界において必要不可欠なものとなってきています。錠剤機による成形とは、粉末を一定形状に固形化することです。錠剤機には単発式の竪型成形機と連続式のロータリー式成形機とがありますが、大量生産、自動化などが容易であるロータリー式成形機が一般的に使用されています。ロータリー式成形機では、製品1個当たりの製品の重量偏差が小さく、大量生産や自動化が容易で、また粉塵が発生せずハンドリングが良いなどの多くのメリットがあります。ロータリー式成形機は医療関連の製品が多いことから、「錠剤機」「打錠機」｢製錠機｣などと呼ばれています。この方式の機械は、回転盤に複数の金型（上杵・下杵・臼）をセットし、これが1回転する間に「粉末の充填」→「圧縮成形」→「製品の取り出し」という一連の作業を連続的に行うものです。