千代田エンジニアリング株式会社

■事業内容：
電気設備・計装制御設備、電子機器及びソフトウェア開発、通信設備、電気炉・工業窯炉、産業機械、公害防止設備を行っています。
■沿革：
同社は、電気設備工事を主要業務としていますが、前身である東洋電炉株式会社から通算して70年の歴史を有しています。戦前、「ゼーダーベルグ式電気熔錬炉」技術を公開する目的のもとに発足。戦後は、独自の電気炉・工業窯炉技術に加え、産業分野の電気設備工事、さらにはコンストラクション関連の電気設備工事へと進出し、わが国の産業経済の発展に資してきました。国際化と情報化の波動は年々高まっていますが、同社は既に昭和30年代後半から海外へ進出。電気炉を中心とするプラント・エンジニアリングで、中近東・東南アジア諸国の工業技術と産業経済の発展に寄与してきました。国内においては、メカトロニクスの発展を踏まえた計装制御部門の充実により、高度化するユーザーのニーズに応えています。工業化社会から高度情報化社会へ、技術革新の発展をめざましいものがあります。
■ビジョン：
同社は昭和54年に住友セメント株式会社（現、住友大阪セメント株式会社）と住友銀行（現、株式会社三井住友銀行）の資本参加を受け、総合的な情報力・資金力をバックに、安定した基盤を固めています。財務内容の確かさには自身がありますし、需要先は官公庁から大手プラントメーカー、ゼネコンまでを広くカバーして、高い評価を得ています。技術的にも、電気・電子・機械・化学・建築を中心に多彩なスペシャリティを確保しており、経営面では極めてバランスのとれた内容を有していると言えます。
しかし、同社では、現在に安住することなく、より積極的に明日への飛躍をはかろうと努力しています。ハイテクノロジーの時代に対応したスーパー・エンジニアリングの取り組みです。具体的には、コンピュータ関連技術、通信技術、生後技術の3C（Computer,Communication,Control）を統合してのシステムワークであります。又、オプトエレクトロニクスや新材料技術にまで視野を拡げハード＆ソフトを総合して、さらに高度な頭脳、技術集約型事業をめざしたいと考えています。