大東精機株式会社

■事業内容：
鋼材用帯鋸盤、形鋼用穿孔機ほか加工機一式、形鋼加工システムの製造販売、帯鋸刃の販売
■同社について：
同社は鋼材加工機の設計・製造・販売を行う企業として、1959年に兵庫県尼崎市で創業しました。当時は日本全体が戦後の復興に邁進していた時期で、これから鋼材を存分に用いた新しい社会が築かれていくことを予想して、鋼材用バンドソーマシンを開発しました。以来今日まで、鋼材加工機を通して人々の生活向上の一翼を担ってきました。
近年、社会は非常に速いスピードで変化を遂げています。高層ビルや橋梁などに用いられる鋼材、そして自動車や機械に用いられる特殊鋼や非鉄金属も種類が増え、それに伴う新たな加工方法など、顧客のニーズも多様化しています。同社はこうした社会の流れをいち早く的確に掴み、ニーズに沿った機械を迅速に生み出すことで、顧客に満足を提供し、地域や社会に貢献していきたいと考えています。
同社は形鋼加工機において現在国内トップシェアを誇り、海外においては、韓国で約80％、台湾では約90％のシェアを誇ります。また、アメリカには現地法人を有しており、アメリカ以外にオーストラリア、スペイン、中東などへの輸出も展開しています。
■取扱製品：
（1）バンドソーマシン（帯鋸盤）（2）プラズマ切断機（3）ドリルマシン（4）複合機（孔あけ・切断・その他）（5）スケーラ（研削機）（6）開先加工機（7）消耗品
■製品について：
バンドソーマシンとは、金属を帯鋸刃（バンドソー）で切断する機械のことであり、同社の主力製品です。何年にも渡る熟練の技術がなければ、寸分の狂いもなく切る・削る・孔をあけることは不可能と言えます。その職人の技を、より迅速にマシンで再現することができるのが、同社のモノ作りです。そこには60年にわたる専門メーカー独自のノウハウが蓄積されています。バンドソーマシンで加工された鋼材は、日本だけでなく、世界中の様々な建物（ビルやマンション、商業施設、遊園地、橋梁など）の建築資材として使用されており、また自動車の部品やシリンダーなどの加工でも活躍しています。目立ちませんが、暮らしにおける様々な場所で同社のマシンが使用されています。