松本重工業株式会社

■主な事業内容：
自動車用冷間鍛造商品、パイプ商品の開発、製造

■主要製品：
・シートベルト向けプリテンショナーパイプ（グローバルシェア拡大中）
・シャーシ系ボルト（ハブボルトなど）
・オイルジェットバルブアッシー（複数メーカーにて100％シェア獲得）
・EVモーター用パイプ（日本電産向け）
・エンジン用高強度ボルト（シリンダーヘッドボルトなど）
・エンジン用パイプ

＜認証取得＞ISO9001・14001／IATF16949

■拠点：
広島県呉市、中国、メキシコ

■当社について：
75年以上の歴史を持つ提案開発型のメーカーです　高い剛性と軽量性の相反する技術が同時に要求される自動車向け高強度ボルトを生産しており、その高強度ボルトはマツダの全車種に採用されています。また、技術開発へのチャレンジを積極的に行っており、パイプ製品や安全部品にも事業領域を広げ、様々な自動車メーカー、部品メーカーに供給。自社開発のオイルジェットは複数メーカーで100％シェアを獲得している他、シートベルトの重要部品となるプリテンショナーパイプは国内外3拠点から供給し、グローバルシェア拡大中です。海外拠点の運営は現地化志向で、中国拠点は完全現地化を達成。本社の支援なしで運営を継続中です。

■技術開発力の発展：
（1）CAE解析から評価設備の内製：開発課では、製品設計にあたり試作のための金型設計を行い、CAE解析、強度計算により形状・性能を満たす仕様を決定していく他、場合によっては評価設備を内製。そうすることで開発の段階で差別化でき、より良い製品開発を実現しています。
（2）設備を内製、省人化に取り組む：設備の内製を積極推進しており、生産の効率化と省人化に取り組んでいます。開発した製品をそういった高度な設備で生産することで、高い性能を持つ製品を安価に製造。今後も生産の究極化を目指し、自動化ラインの設計・製作はますます強化していく方針です。

■第二創業期：
グローバル展開の加速、さらには今後の事業展開を見据えて会社は第二創業期を迎えています。自社の開発・生産能力向上、社内の人員強化に向けた取り組みも進んでおり、世界シェアを一層高めるチャレンジを行っています。それにより既存事業の強化を行うほか、新規事業も取り組んでいきます。