ボルカノ株式会社

■事業内容：
船舶用および産業用ボイラ用バーナを製造する燃焼機器メーカー。1928年の創立以来、日本初の低圧重油バーナを開発するなど、国内新技術を多数開発しています。船舶用燃焼機器分野においては、2009年の実績で、95％以上のLNGタンカーに同社のバーナが搭載されており、業界内でトップシェアを誇っております。海外においては、大型発電ボイラ用から小型発電ボイラ用まで10,000ユニットへの導入実績を誇っております。LNGタンカーのメインボイラ用バーナから、船内総合廃棄物処理システムまで幅広い分野で世界中の海上輸送に大きく貢献しております。
■会社概要
創立96周年を迎えた当社はアンモニアや水素といった次世代燃料を活用する船舶用燃焼機器の開発で業界をリードしています。
日本舶用工業会の新製品開発助成事業として日本財団からの支援も受け、世界初のアンモニア燃料船向け「MECS-N25」や水素燃料船向け「MECS-H25」など最先端の製品を開発し市場へ送り出しています。
陸上部門においても下水汚泥をバイオガス燃料として再利用可能な下水汚泥バイオガス化設備用の燃焼器だけでなく、環境に配慮した排ガス処理装置やアルカリ廃液装置の納入や宇宙産業にも当社の製品を提供しております。
さらに産学連携として大阪大学とアンモニア燃焼技術の共同研究を進め、大手船主とも協力し次世代船のニーズに応える製品開発に取り組んでおります。
■社名「ボルカノ」の由来：
「VOLCANO」の意味は、英語の「火山」です。「ボルカノ」とはもともと、1928年に初代会長が国産初の低圧重油バーナを開発した時の製品登録商標で、これが社名になりました。