ＤＣ千葉資源株式会社

■事業内容：
生コンクリート用骨材（砂・砂利・砕砂・砕石）の生産・販売
＜生産工程＞
（1）採掘
重機で採掘を行った砂はホイールローダで場内専用ダンプトラックへ積み込み、原料として貯鉱場に運搬します。
（2）原料積込、運搬
砂は、貯鉱場よりダンプトラックにてプラントに運ばれ、ホッパーに投入します。
（3）選鉱、水洗
ホッパーに投入された砂は、プラントで選別、洗浄され製品となります。
（4）出荷
ホイールローダで各製品をダンプトラックに積み込み出荷します。
＜品質管理＞
日々生産する製品は、試験課で各種検査を行い、社内規格に基づいて品質確認を行います。
＜供給エリア＞
製品は、首都圏の生コンクリート工場を主に出荷しております。

■企業理念：
当社は、地域社会との協調、環境への配慮、社会への貢献に取り組み、持続可能な社会の構築に寄与します。

■特徴：
＜早成桐（そうせいきり）の事業化への取組＞
当社では山砂採取跡地の有効活用を進めています。採取跡地は、森林法に則り適切な緑化を行うことで元の森林に復元しますが、この採取跡地にて「早成桐育成事業」による跡地有効活用、新規事業展開に取り組み、山砂採取事業との併業することによって事業継続と雇用の確保を図り、地域社会に貢献してまいります。早成桐はCO2を杉の5～10倍も吸収する特性を有しているといわれており、単なる森林復元のみならずカーボンニュートラル及び地球温暖化対策にも貢献いたします。

＜早成桐育成事業と地域産業との共存及び資源循環の展望＞
山砂採取跡地における早成桐育成にあたっては、跡地の土壌改良、改質が必須です。地域産業である農林畜産業等から発生する排出物（木材屑、牛糞、鶏糞、敷料等）と混合し堆肥に加工したものを早成桐育成の土壌改良、改質に用いることで排出物の有効活用と速やかな森林復元を果たし、成木となった早成桐は伐採し地元の製材所・木材加工所へ供給することで資源の循環を果たします。将来的には1次産業である早成桐による林業、2次産業として伐採した早成桐の製材・加工・製品化し3次産業として早成桐製品の流通・販売を行い、早成桐育成事業による資源循環と６次産業化を目指します。