株式会社村上農園

■企業概要：業界でいち早く「植物工場」での野菜栽培技術を確立させ、ビジネスとして成立させている発芽野菜のパイオニア企業です。
特に「ブロッコリースプラウト」「マルチビタミンB12かいわれ」など、一般の野菜よりも栄養価を高めた「高成分野菜」や、豆苗（とうみょう＝えんどう豆の若菜）といった緑色葉物野菜などを生産・販売しています。
全国10ケ所の生産センター全てでISO22000を取得（全施設での取得は同社のみ）しており、科学的なエビデンスに基づいた高付加価値の野菜生産を行っております。

代表的な栽培商品は下記になります。
（1）スプラウトシリーズ（「ブロッコリースプラウト」「ブロッコリースーパースプラウト」など）
特に「ブロッコリースーパースプラウト」は、予防医学の権威である米国ジョンズ・ホプキンス大学教授、ポール・タラレー博士が開発した野菜。有用成分「スルフォラファン」を高濃度に含み、がんやピロリ菌除菌、肝機能障害の抑制効果など注目されています。同社は同大学とライセンス契約を結び、日本で初めてこの商品を生産しています。
（2）豆苗（とうみょう）
えんどう豆の若菜で栄養豊富な緑色葉物野菜。βカロテンは小松菜の約1.5倍、ビタミンCはほうれんそうの約2.1倍、食物繊維はジャガイモの約2.4倍と豊富です。
（3）かいわれ大根
一般的なかいわれ大根に加え、「特定機能商品」の「マルチビタミンB12かいわれ」は、野菜には含まれない栄養素／ビタミンB12を含んでおり、広島大学との共同研究です。

■特徴：従来の農業とは一線を画す、下記3つの特徴があります。
（1）高付加価値で差別化できる品目を栽培／オンリーワン商品に拘り、栄養価の高い高成分野菜に絞って栽培することで、路地野菜とは差別化につながります。
（2）品質のばらつきをなくす「植物工場」での栽培／天候に左右されず、安定した品質と収穫量が可能な植物工場で栽培しています。
従来からの農業＝ともすれば勘と経験だったものを、湿度、日照量、散水量などを科学的に栽培管理する「脳」業を行っています。
（3）確かな需給予測／メディアや雑誌で取り上げられる情報を基にした、ニーズから逆算した栽培計画や、そもそもニーズを作り出すマーケティングが強みです。