ナガセテクノエンジニアリング株式会社

■概要
1989年（平成元年）6月に設立され、神奈川県横浜市港北区新羽町に本社を構えています。資本金は6,500万円で、東証プライム上場の長瀬産業株式会社が100％出資する企業です。
事業内容は多岐にわたり、低温・真空関連機器の販売や設計・開発、製造、保守をはじめ、半導体や液晶パネル製造に用いられる薬液管理装置の設計・開発、販売、保守を行っています。また、画像処理技術を活用した外観検査装置の開発・据付・保守、農業関連製品やクリーン環境システムの開発・販売も手掛けています。さらに、米国HVA社やH-SQUARE社などの海外製品の販売やメンテナンスも行っています。主要拠点は横浜の本社に加え、大阪、宮城、熊本にサービスセンターを設置しています。

■経営理念
同社は「絶えざる革新を追求し、常に技能を進化させ、挑戦する精神を愛する企業」であることを基本理念に掲げています。ビジョンは「美しい地球環境を守り、独創的な技術やサービスで未来を切り拓く」ことであり、経営方針として「社員一人ひとりが経営者意識を持つ全社員経営体制」を重視しています。さらに、NAGASEグループ共通の価値観として「誠実正道」「技術発想」「半歩先見」を掲げ、提供価値として「ビジネスの種を見つけ、育み、拡げる」ことを目指しています。

■特徴・強み
長瀬産業グループの技術商社機能とエンジニアリング力を兼ね備えている点です。化学系専門商社のネットワークを活かし、国内外の顧客に幅広いソリューションを提供しています。製品ラインアップも豊富で、真空・低温機器（クライオスタット、クライオポンプ）、半導体製造用薬液管理装置、静電塗布装置「Micro Mist」、表面欠陥検査装置「SCANTECシリーズ」、クリーン環境システム「KOACH」、さらに農業や環境関連製品（排水浄化装置、脱臭装置など）を取り扱っています。技術力とカスタマイズ対応にも強みがあり、特に検査装置では高速画像処理と柔軟なソフトウェアカスタマイズが可能で、現場視点の提案力に優れています。また、海外製品の販売やメンテナンス、国際展示会への出展などグローバル展開にも積極的で、環境配慮型製品の開発や社会貢献を重視するサステナブルな企業文化を持っています。