多度津造船株式会社

私たち多度津造船は、1973年に操業を開始し、2015年に今治造船グループの一員として新たなスタートを切りました。
今治造船グループは四半世紀近くにわたって「建造量日本一」の地位を維持し、世界でも常にトップ5に数えられる実績を誇る造船企業グループです。
それぞれに個性豊かな工場群の中でも、多度津造船は長大なドックを有する特性から、丸亀工場や西条工場と並ぶ基幹ヤードのひとつに位置付けられ、大型船を中心に多数の船舶を世界中に送り出してきました。
近年のトピックとしては、LNG燃料自動車運搬船として注目を集めたPCC-Lの連続建造が挙げられます。
ドックで海上試運転を待つ船の背後には、常に数隻の新造船が待機しており、製図室で、工場で、ヤード上の各定盤で、経験豊富な技術者と百戦錬磨の技能工たちが、それぞれの持ち場で今日も、真摯な汗を流しています。

■事業内容：
各種船舶の建造
創業から1世紀を越える歴史を持つ今治造船のグループ会社として2015年に発足。※今治造船は新造船建造では、大手総合重工メーカーを含めても国内1位（2022年）、世界でもトップクラスを誇る造船専業メーカーです。瀬戸内エリアを中心に広がる今治造船グループのネットワークを武器に年間100隻前後の船舶を建造。
香川から世界中の海へと送り出しています。

■代表挨拶：
当社は2013年に設立、2015年には建造量日本一を誇る今治造船グループに参画し、新生、多度津造船株式会社が発足致しました。
設立以来、私たちは造船専業メーカーとして豊富な実績と経験を基に、環境に優しくより安全な海上輸送を命題として、ばら積み貨物船をはじめ、自動車運搬船、木材チップ運搬船等、多種多様な高付加価値船を世に送り続けております。
また現在は、次世代環境対応船として、LNG(液化天然ガス)焚き自動車運搬船の連続建造に取り組んでおり、環境性・経済性に於いて、社会貢献となるよう、高付加価値船の建造に尽力しております。
これからも、私たちはより安全で地球環境に配慮しながら、更なる世界の経済発展に貢献すべく、“瀬戸内から世界へ”という思いを船造りに込めながら、造船の新しい可能性に日々挑戦してまいります。